■障がいがある人が感じる4つのバリア(その4)
▽意識上のバリア
周囲からの心無い言葉や差別、無関心など、障がいのある人を受け入れないバリアのことをいいます。障がいに対する誤った認識から生まれます。
・障がいのある人に対する偏見
・障がいがある人に対する無理解、奇異な目で見たりかわいそうな存在だと決めつけたりすること
・障がいのある人に対する高圧的な態度など
意識上のバリアをなくすために大切なのが、一人一人の「心のバリアフリー」です。
心のバリアフリーとは、バリアを感じている人の身になって考え、行動を起こすことです。まず、自分の周りには、どのようなバリアを感じている人がいるか、どのようなバリアフリーの工夫があるかに目を向けてみましょう。さまざまなバリアフリーの工夫に気づいたら、障がいのある人などがそれを利用しやすいように配慮しましょう。
点状ブロックがあることに無関心で、その上に無意識に立ったり、物を置いたりすることで、視覚障がいのある人のバリアを作ってしまいます。
一人一人が心のバリアフリーを実践することで、バリアのない社会を広げていきましょう!
「障がい理解シリーズ」は今号で掲載終了となります。ご愛読いただき、ありがとうございました。
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