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自治体の皆さまへ

柏崎の大学によるChance!Challenge!Change!

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新潟県柏崎市

■CASE No.43 新潟工科大学
ものづくりに特化した企業への取材で、英語教材をチェンジ!

●[KEY PERSON]新潟工科大学 工学科 准教授 須貝文弘(すがいふみひろ)さん
新潟工科大学で英語の授業を担当している須貝文弘准教授は、高校の英語教諭として20年以上勤務した後、2018年に本大学に着任しました。

▽AI技術も活用しながら、正しい英語の発音を習得
須貝准教授の研究対象は、スマートフォンやパソコンの音声入力機能や電子辞書を活用した、英語の発音指導法です。録音した英語を数値化し、可視化することで、英語の発音で改善すべき点、改善した点を見つけ、より効率的に学ぶことを狙いとしています。
最近ではAI技術の発達により、多少の間違いや誤差があっても自動修正されて音声入力ができるようになりました。しかし、現実社会では人と人との会話です。
「良い発音は自信につながります。ですが発音ばかりにとらわれず、自分が本当に伝えたいコンテンツやメッセージを持つことが大切です。学生には本学でたくさんの経験をして、それらを身に付けた社会人に成長してもらいたいですね」

▽企業と企業人の物語から英語を学ぶ、唯一無二の教材
須貝准教授は、新潟工科大学に着任した当初から「工科大らしい英語教材」として、ものづくりに特化した様々な企業の特徴を教材に生かしたいと考えていました。
同僚である小湊彩子准教授とともに企画から取材・編集を進め、約2年の制作期間を経て完成した教材は、市内に本社を置く株式会社ブルボンのほか、製造業9社の経営者やエンジニアなどへのインタビューや企業ヒストリーが掲載され、今年度から授業で使用されています。
「学生が目指す工学分野の企業や企業人の物語を読み、エンジニア魂に火をつけて欲しい。それぞれにドラマがあり、それを英語で学ぶことで、より興味を持って学習できると考えています。執筆中、企業の熱い想いを英語で表現しようとするうちに、自分の胸も熱くなりすぎて原稿がうまく書けなくなったこともありましたよ」掲載企業の協力のおかげで完成した唯一無二のオリジナル教材は、学生たちにとって英語だけでなく、掲載された企業の背景や技術者としてのノウハウなど、多くのものが学べる1冊となることでしょう。

●[MESSAGE]市民のみなさんにひとこと
新潟工科大学に市民の皆さんが気軽に足を運んでもらえるような、魅力ある大学づくりをしたいと考えています。今後も大学へのご理解ご協力をお願いします。

■新潟産業大学からお知らせ
▽附属高校に通信制課程(managara HighSchool)が設置されました
2022年9月2日に設置認可を受け開設準備を進めておりました、ネットの大学managara附属高校「ネットの高校managara HighSchoo(l新潟産業大学附属高等学校通信制課程)」が、2023年4月1日に開設いたしました。
新潟県初の広域通信制課程であり、県内私立高校として、全日制課程と通信制課程を併置する高校となります。
managara HighSchoolの開設により、学校法人柏専学院には、高校・大学ともに全日制課程・通信制課程がそろいました。この4つの枠組みの中で、7年間を通した学びの可能性・キャリアデザインを生徒・学生に提供してまいります。引き続き皆様からのご支援のほど、よろしくお願いいたします。
・managara HighSchoolの詳細は、HPをご覧ください。

■新潟工科大学からお知らせ
▽第26回工科大祭のご案内
6月3日(土)に第26回工科大祭が開催されます。
今年度は「Re:」をテーマに、学生のほか、多くの一般の方にもご参加いただけるよう、現在準備中です。
昨年よりもパワーアップした工科大祭をお楽しみください!市民の皆様のご来場をお待ちしています。

開催日時:6月3日(土)午前10時~午後4時
内容:サークル出店、長野・富山・山形・秋田の出身学生による出店、大学(長岡技術科学大学、新潟産業大学)による出店、キッチンカー出店、柏崎市内パン屋さんのパン販売、お笑いライブ、体験イベントなど

最新情報は工科大祭公式Instagram、twitterでご確認ください

問い合わせ先:学務課
【電話】0257-22-8102

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※この紙面はスタッフゼプト「柏崎サイズ」編集部が制作しています。

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