文字サイズ
自治体の皆さまへ

お知らせ-健康

21/45

新潟県柏崎市

■忙しくても高血糖を見逃さないで!
糖尿病について、保健師(保)が稲田医院の稲田院長(稲)にインタビューしました。

▽健康診断でHbA1cが6.5%以上だったら、迷わず受診を
保:糖尿病で初めて受診する方は何がきっかけですか?
稲:健康診断で血糖値やHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が高かったことをきっかけに受診する方が多いです。
保:HbA1cは1~2カ月間の平均血糖値を反映したものですね。市は「5.6%以上は食事や運動などの生活習慣の改善が必要です」とお伝えしています。
稲:HbA1cが6.5%以上あれば、迷わずに受診していただきたいです。特に、若い世代の方が「仕事が忙しい」といって高血糖を放置すると心配です。服薬治療になる前に受診してほしいです。

▽高血糖状態は自覚症状がなく全身の血管を傷つける
稲:糖尿病の自覚症状は、進行しないうちはほとんどありません。病気が進むと、全身の血管に障害が表れ、脳梗塞、心筋梗塞、視力障害、腎障害などを起こすことがあります。他の病気が原因でHbA1cの数値が高いこともあります。決して自己判断せずに受診してほしいです。

▽糖尿病の治療は生活習慣の見直しから
保:糖尿病はどのような治療をしますか?
稲:薬や注射のイメージが強いですが、軽度の場合はまず生活習慣(食事と運動)を見直すことから始めます。当院では、市が行っている「糖尿病相談会」をお勧めしています。生活習慣に問題があると、薬を飲んでも効果的な治療にはなりません。相談会に参加すると何をするべきか分かり、血糖値の改善につながります。患者さんには「気軽に参加してみて」と伝えています。
生活習慣を改善せずに薬だけで血糖値をコントロールすることは困難です。しかし、生活習慣の改善で薬がいらなくなることもあります。
心配な事がある方は、医療機関や健康推進課に相談してください。
保:まずは健康診断を受け、自身の血糖値やHbA1cを確認することが重要ですね。

問合せ:健康推進課
【電話】20-4214【FAX】22-1077

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU