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市長随想

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新潟県柏崎市

■挑戦
市長 櫻井雅浩

晩秋の日差しを受け、桜の葉の深紅、ケヤキの黄葉が舞う。ここは京都、小さな公園の片隅である。
サングラス姿、英語を話すアメリカ系、台湾・中国系のお父さんたち。また老夫婦だろうか、男性は車椅子の女性を気遣いながら、別の男性と声を交わす。「きばりや」「おおきに」そこにスケートボードに乗った栗毛の女の子がさっそうと登場した。京都はコスモポリタンシティなんだ。
伝統と歴史。この都市は遷都から1230年を過ぎ、いまだ新しい。数々の挑戦、勝利、敗北があり、さまざまなものを拒否し、また多くを受け入れてきた。
私も過日、ささやかな挑戦を試みた。朝5時自宅を出発、5時30分米山吉尾口を登り始めた。まだ暗い。7時頂上。下りて車を走らせ、南条口から八石山。続いて、高柳・磯之辺口から黒姫山。三山を一日で登ってきた。ガクガクになった膝をじょんのび村の温泉で休め、家に帰り夕方5時であった。長年の宿題だったが、できた!
原子力発電と再生可能エネルギーの両立。現実を見る、理想を追う。柏崎だけができる壮大な挑戦。北海道、青森、秋田などで作られた洋上風力発電による電力を海底直流ケーブルで送電、柏崎に揚陸、東京首都圏へ送電、柏崎、県内での利用。脱炭素電気料金の軽減、環境関連産業を育成。5年ほど前から各方面へ働きかけを行い、勉強を重ねてきた。ぜひ、柏崎において揚陸をとアピールしてきた。
9月22日、電力広域的運営推進機関によって日本海側洋上風力発電による電力(200万キロワット)は「新新潟幹線または南新潟幹線による送電が有力である」と明示された。二つの幹線は柏崎から東京関東圏への送電線である。もちろんまだ確定ではない。だが、ようやくここまできた。柏崎の挑戦である。

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善きことはまこと近きにあり(ゲーテ)

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