原子力災害対策重点区域と緊急事態区分
■原子力災害対策重点区域
原子力災害の影響が及ぶ可能性がある区域は「原子力災害対策重点区域」として定められており、市全域が対象です。
また、重点区域は、発電所からの距離に応じて2つの区域(PAZ・UPZ)に分けられています。
▽PAZ(ピーエーゼット)(即時避難区域)
発電所からおおむね5km圏内の高浜、荒浜、松波、南部、二田、中通、西中通の7地区。原子力災害時は、放射性物質が放出される前の段階で、市からの指示により予防的に避難します。
▽UPZ(ユーピーゼット)(避難準備区域)
発電所からおおむね5~30km圏内のPAZの7地区を除く市内全ての地区。原子力災害時は屋内退避を基本として避難に備えます。放射性物質の放出後、空気中の放射線量などにより、必要に応じて避難や一時移転を行います。
■緊急事態区分
発電所の状況により定められた区分(緊急事態区分)に応じた避難行動をとります。
例えば、市または刈羽村で震度6弱以上の地震が発生した場合は「警戒事態」となり、避難や屋内退避に備えて、速やかに帰宅します。
問合せ:防災・原子力課
【電話】21-2323【FAX】21-5980
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