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陸上競技場誕生から100年-未来につなぐ体育への思い

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新潟県柏崎市

■坂田さんの熱い思いが込められた陸上競技場
柏崎の体育の父と呼ばれた坂田四郎吉(さかたしろうきち)さんは、弱かった体を体操で鍛え、教員検定に合格。夢だった教員になることができました。
大正5(1916)年4月、柏崎尋常小学校(現:柏崎小学校)に赴任した坂田さんは「大運動場設立」という夢の実現に向けて動き出します。初めは非難の声ばかりでしたが、次第に賛同する市民が増え、柏崎大運動場建設期成同盟会、刈羽郡体育協会の発足を経て、大正12(1923)年8月に刈羽郡体育協会グラウンド(現:柏崎市陸上競技場)が完成しました。
「柏崎を日本一の体育の都に」という願いが込められたこのグラウンドには全国から競技者が集まり、多くのオリンピック選手の育成の場になるとともに、数々の大会が開催されました。

■市民を巻き込み柏崎市を活発なまちに
▽県下少年・少女オリンピック大会
大正12(1923)年10月7日「第1回県下少年・少女オリンピック大会」が開催され、地元・近隣地域の小学校32校が参加する大きな大会となりました。
柏崎日報は「集まる群衆は数万、応援歌は天地を震撼させた」と伝えたといわれています。

▽マスゲーム(集団体操)大会(柏崎が発祥の地!)
大正から昭和初期にかけて、陸上競技大会の合間に地元の学校が集ってマスゲームを行い、大会に花を添えました。
昭和5(1930)年に開催された「マスゲーム大会」では、約7千人がラジオ体操など13種目を熱演。1万人を超す市民を魅了しました。

■竣工日に合わせて記念式典を開催予定!
来場者全員でラジオ体操などを行います。
記念ノベルティグッズがもらえます。

日時:8月26日(土)9:00~
場所:柏崎市陸上競技場

問合せ:柏崎市陸上競技場100周年記念事業実行委員会(事務局:スポーツ振興課)
【電話】20-7010【FAX】23-0881

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