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自治体の皆さまへ

がんと診断された時から始まる 緩和ケア

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新潟県柏崎市

がんになっても、柏崎で自分らしい生活を

2人に1人-。
生涯でがんになる人の数です。多くのがん患者さんは、体や治療のことだけでなく、将来への不安など、つらい思いを抱えます。
そのつらさを少しでも和らげるために行われるのが緩和ケアです。緩和ケアはがんと診断された時から始まります。

■がんによる心と体のつらさ
▽体のつらさ
・痛い
・だるい
・息苦しい
など

▽治療のつらさ
・食べられない
・外見が変わる
など

▽心のつらさ
・不安で眠れない
・何もやる気が起きない
など

▽社会的なつらさ
・働きたいのに働けない
・治療費や生活費
など

▽人生について
・生きる意味
・将来への不安
など

■自分らしい生活を続けるための、緩和ケア
がんに伴う心と体のつらさを和らげる緩和ケア。がん患者さんやご家族は、体・心・暮らしなどに関わるサポートを受けられます。
緩和ケアは医師や看護師だけでなく、さまざまな職種がチームとなって支えます。緩和ケアの中心は、がんになったご本人です。遠慮なく相談してください。
・ソーシャルワーカー
・管理栄養士
・薬剤師
・あなた・家族
・リハビリテーション
・歯科医師
・医師
・看護師

■柏崎の「緩和ケア」
柏崎総合医療センターでは、入院中の患者さん・ご家族を対象に「緩和ケアチーム」によるサポートが行われています。

▽医師
外科・内科・歯科の医師が体の痛み、心の痛み、悲しみについて話を聞き、専門的立場からアドバイスをします。

▽看護師
患者さんとご家族の気持ちを知り、多職種をつなぐ、かけ橋になります。

▽リハビリテーション
“その人らしく”生活が送れるように、身体的にも、心理的にもサポートします。

▽管理栄養士
患者さんが、少しでも日々の食事を楽しめるようサポートします。

▽薬剤師
痛みなどのつらい症状を和らげるために使用する薬について詳しく説明します。

▽ソーシャルワーカー
治療の不安や心配、医療費、福祉制度などの相談を受け、患者さんやご家族をサポートします。

●学びと情報交換の場 サポートセミナー
患者さんとご家族をサポートするため、参加型セミナーを定期的に開催。
講義だけではなく、参加者同士の語り合いを大切にしています。次回は11月18日(土)に開催予定。

●ひとりで悩まずに相談を がん相談支援センター
「脱毛が無い治療はある?」
「化学療法はどれくらいお金が必要?」

誰でも無料・匿名で、看護師やソーシャルワーカーなどの専門家に相談できます。
患者さんやご家族だけでなく、病院を受診したことがない人も利用できます。
「がんの相談です」と伝えてください
【電話】23-2165(柏崎総合医療センター代表)
月~金曜8:30~17:00

■早期発見が最も重要 がんの死亡率が下がる「がん検診」
[POINT]今からでも受けられます!

※自己負担金の対象年齢は、令和6(2024)年4月1日現在。

職場の保険(社会保険)に加入されている方も含めて保険証の種類に関係なく受診できます。
がん検診をまだ申し込んでいない方は、元気館2階健康推進課(【電話】20-4211)へ。

●がん検診Q and A
Q:特に症状もなく元気。がん検診を受けたほうがいいですか?
A:がんの初期は、ほとんど自覚症状がありません。早期発見のためにぜひ受けてください。

Q:検診結果は「要精密検査」。忙しくて時間がないのですが、精密検査を受診するべきですか?
A:「がんがあるかどうか」や「異常なしとならなかった原因」をより詳しく調べる必要があります。必ず精密検査を受けてください。

Q:検診結果は「異常なし」。定期的に検診を受ける必要がありますか?
A:がん検診で100%がんを見つけられるわけではありません。定期的に検診を受けることでがんが見つかる確率が高まります。引き続き受診してください。

●[TOPIC]がん治療患者さんをアピアランスケアで応援しています 医療用補整具の購入費用の一部を助成
対象の補整具:
(1)医療用ウィッグ
(2)乳房補整具
助成額:購入費用の2分の1(上限2万円)

購入した年度内に申請が必要です
申請前に必ず健康推進課(【電話】20-4211)へ問い合わせを

▽アピアランス(外見)ケアとは?
がん治療による外見の変化に対し、変化を補完し、がん患者さんの苦痛を軽減するケアのことです。

問合せ:健康推進課
【電話】20-4213【FAX】22-1077

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