■原子力災害時の屋内退避
発電所からおおむね5~30km圏内のUPZ地区の基本的な避難行動は、屋内退避です。
●屋内退避とは
原子力災害時に自宅などの建物内にとどまることを屋内退避と言います。放射性物質が放出された場合、大気中を気体状の放射性物質が雲のような塊になって流れていきます(放射性プルーム)。この放射性プルームが大気中を流れている間や地表に落ちた放射性物質による外部被ばくを低減するため、また、放射性物質を体内に取り込まないようにするために屋内退避を行います。
●屋内退避の効果
一般的な木造住宅であっても建物の気密性や遮蔽効果によって被ばく量を半分程度にすることができます。
●屋内退避のポイント
▽外気の遮断
放射性物質が屋内に入らないように、窓を閉めたり、換気扇を止めたりして、外気を取り込まないようにしましょう。
▽ペットを屋内へ
ペットも一緒に屋内に避難しましょう。
▽情報収集
防災行政無線やテレビ、ラジオ、携帯電話などから正しい情報を入手しましょう。
▽無理な避難・移動をしない
放射性プルームが放出されている間は、無理な避難や移動はやめましょう。
屋内退避についての詳細は、内閣府ホームページをご覧ください。
問合せ:防災・原子力課
【電話】21-2323【FAX】21-5980
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