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アトム情報-放射線防護施設

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新潟県柏崎市

■放射線防護施設とは
原子力災害時に「無理に避難すると健康リスクが高まる方」が搬送の準備が整うまでに一時的に屋内退避する施設です。
市内には、発電所から5km圏内のPAZにある社会福祉施設を中心に14カ所あり、今年度15カ所目として、西山町いきいき館の放射線防護化工事を行っています。

■放射線防護施設の仕組み
建物内の気密性を高め、汚染された空気をフィルターで浄化します。その空気を室内に送気することで内圧を高め(陽圧化)、外部から侵入する放射性物質を遮断し、安全に退避できる空間を確保します。
内閣府が行ったシミュレーションによると、陽圧化した鉄筋コンクリート造建屋に屋内退避することにより、積算被ばく線量は屋外滞在時に比べ、9割以上低減できることが分かっています。


出典:一般財団法人日本原子力文化財団(JAERO)
原子力防災シミュレーション(【URL】https://www.ene100.jp/bousai/sp/)

問合せ:防災・原子力課
【電話】21-2323【FAX】21-5980

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