学区等審議会委員、地域住民や保護者から寄せられた意見をもとに、令和3(2021)年12月に策定した「柏崎市立小・中学校学区再編方針」を一部改訂するとともに、付随事項を新たに設けました。
■市立小・中学校の再編方針の改定
●1 統合検討基準(追加)
▽(1)小学校
複式学級(2つ以上の学年で構成される学級)が、3学級になることが見込まれる年度
例:
・1・2年生のクラス
・3・4年生のクラス
・5・6年生のクラス
この年度に統合できるよう、3年前には検討を始めます。
鯖石小は、高柳小との統合から間もないため、統合検討基準の対象から除外しています。今後、個別に検討します。
▽(2)中学校
複数年にわたって、生徒数が40人未満で推移すると見込まれる最初の年度
この年度に統合できるよう、3年前には検討を始めます。
▽(3)統合の組み合わせ校
・第一中と松浜中
・鏡が沖中と南中
・瑞穂中と西山中
・東中と第五中と北条中
今後もこの基本案を維持しますが、対象校区の保護者などの要望も考慮して判断します。また、統合年度の目安は、上記(1)(2)の基準に改めます。
令和3(2021)年度にお知らせした統合の組み合わせ校
▽(4)通学範囲
文部科学省が示す1時間以内を目安とします。
通学距離は小学校がおおむね25km以内、中学校が30km以内とします。
●2 「主体的・対話的で深い学び」のさらなる推進(追加)
国の学校教育の指針である学習指導要領に示されている小・中学校における「主体的・対話的で深い学び」を引き続き実践するため明記します。
●3 学区等審議会(変更)
今後は教育委員会主導で地域や保護者との協議を進めます。審議が必要と認める場合は、学区等審議会の設置を検討します。
■付随事項の指針設定
▽学区外就学の申請ができるようになります
複式学級や、統合検討の対象または対象となる可能性が高い少人数校に在籍・入学予定の児童生徒は、人数の多い学校へ就学の相談ができるようになります。
スクールバスなどの通学支援は行いません。
▽小規模特認校の検討を始めます
「生活科」「総合的な学習の時間」などの探求学習の特色を持つ北条小学校を、令和12(2030)年度から小規模特認校とすることの是非について、来年度から検討を始めます。
※中学校は小規模特認校を設けません。
自然豊かな環境に恵まれた小規模校を中心に、特色ある教育を展開し、学区外からでも入学を許可することのできる学校のこと。
▽第五中学校施設の利活用を考えています
第五中学校と東中学校の統合が実現した場合、教育センター機能を第五中学校施設内へ移転します。
不登校児童生徒の適応支援や学習支援などの対策を、支援事業として展開し、多様化する教育ニーズへの対応強化につなげます。
問合せ:教育総務課
【電話】21-2360【FAX】23-0881
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