安全で良質な水道水を将来にわたりお届けするため、ご理解とご協力をお願いします。
■なぜ料金改定が必要?
水道使用量の減少や資機材などの高騰で、持続的な経営が難しいためです。
人口減少や節水器具の普及などにより水道使用量が大きく減少しています。また、資材費や燃料費の高騰も加わり、企業努力だけでは持続的な経営が難しい状況です。このままでは令和6(2024)年度から赤字になると見込まれ、安全で良質な水道水をお届けできなくなります。
■料金改定をしないとどうなる?
機器の故障などが多く発生し、水道水を安定して届けられなくなります。
水道事業は、水道料金収入で経営しています。必要な料金収入が確保できないと、施設などの耐震工事や水道管の更新ができなくなります。機器の故障や漏水などが多く発生する恐れがあり、水道水を安定してお届けできなくなります。
■経営改善の取り組みは?
これまで機構改革による人員削減や業務の効率化、施設の統廃合などによる経費削減、企業債(借金)の抑制を行い財政基盤の再構築に努めてきました。今後も引き続き経費の抑制に努めます。
■水道料金の改定内容は?
▽改定率…平均27.47%の引き上げ
令和6(2024)年7月使用分(8月検針分)から新しい水道料金になります。
※下水道使用料、水道の開栓手数料は改定しません。
※改定後の料金は、次ページをご覧ください。
■どのくらい値上がりするの?
1カ月の一般家庭の平均的な使用量の場合
546円(税込み)値上がりします。
(メーター口径13mm、14m³使用の場合)
詳細は市ホームページをご覧ください
●1 基本料金
水道メーターの口径は「水道検針のお知らせ」(検針票)に記載してあります。
(税込み)
●2 従量料金
(税込み)
●3 水道料金の計算方法
水道料金=[A]+[C]+{[D]×(使用量ー[B])}
◆令和6(2024)年7月1日~ 給水条例の一部を改正、上水道新設工事分担金徴収条例を廃止します
▽道路内給水管工事費の市負担の廃止および配水管工事負担金の廃止内容
住宅の新築などで新たに給水する際に、右図緑ラインの「道路内給水管」を新設する工事費が、全てお客さま負担となります(新設時に行っていた市負担を廃止します)。
また、道路内に新しく設置する配水管から給水管を設置する際の、道路内給水管(右図黄色ライン)の工事費と配水管工事負担金を市が負担していましたが、これも廃止します。
※図など詳細は、本紙またはPDF版9ページをご覧ください。
▽上水道新設工事分担金徴収条例の廃止内容
長鳥地区の一部と野田地区の一部で給水を受けるお客さまから分担金を徴収していましたが、給水管工事費の改正で、分担金と道路内給水管工事費が重なるため、分担金の徴収を廃止します。
問合せ:施設維持課
【電話】22-6116【FAX】22-4100
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問合せ:経営企画課
【電話】22-4111【FAX】22-9350
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