■県内30市町村で2年連続ワースト1位
令和4(2022)年度に市の健診を受けた方のうち、8割の方が血糖値(血液中のブドウ糖)が高い状態であることが分かりました。県平均との差は16%、2年連続で県内ワースト1位でした。
▽国保被保険者のHbA1cが5.6%以上の割合
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは、過去1~2カ月間の血糖の状態を評価する指標です。
引用:国民健康保険者40~74歳の健診結果
●高血糖を放っておくと?
数年から数十年で、全身の血管が傷んでいきます。進行するまで症状が出ないこともあり、気付かないうちに神経が侵されたり、目が見えにくくなったり、腎臓が悪くなったりします。命にかかわる重い状態(心筋梗塞や脳卒中など)になることもあります。
●今のあなたの状態は?血糖値を確認しよう
50歳を超えると、筋肉量の減少や身体活動の低下により、糖尿病が強く疑われる方の割合が急増すると言われています。健康診断を毎年受けて、血糖値のコントロールが良好かどうか確認しましょう。
参考:糖尿病治療ガイド・厚生労働省「保健指導における学習教材集」
問合せ:健康推進課
【電話】20-4213【FAX】22-1077
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