■からだの仕組みとトイレの備え
人の生理機能として、排せつはとても大切です。熊本地震の被災者アンケートによると、地震発生後、最初にトイレに行きたいと感じた時間は3時間以内が約40%、6時間以内が約35%でした。トイレを我慢するには限界があり、6時間以内には何らかの方法で用を足せるようにする必要があります。
また、トイレに行く回数を減らすために水分を控えると、慢性的な脱水状態となり、下肢の静脈に血栓ができやすくなります。被災後の健康維持のためにも、簡易トイレのセットなどを備えておくことは必要不可欠です。
記事作成:市民活動センターまちから
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