3~4月は環境の変化で睡眠リズムが崩れやすい時期です。次に当てはまる方は、十分な睡眠が取れていないかもしれません。
(1)寝付けない、夜中に何度も目が覚める
(2)寝ても疲れが取れず、休めた感じ(休養感)がない
(3)日中の活動に支障が出るほど、昼間に強い眠気がある
■睡眠の効果と影響
睡眠は、仕事などの効率アップ、ストレス解消、疲労回復に有効です。逆に睡眠不足は肥満、メタボリックシンドローム、循環器系疾患(高血圧、心筋梗塞など)、うつ病の発症リスクとなることもあります。
■休養感のある睡眠を取るためのポイント
▽適度な睡眠時間を確保する
・働く世代は6時間以上の睡眠時間を確保する
・高齢者は8時間以上寝床で過ごさないようにする
・休日の寝だめは慢性的な睡眠不足のサイン。平日に十分な睡眠を確保する
▽睡眠環境を整える
・寝る前のゲーム、スマートフォン、パソコンなどの使用を避ける
・就寝1~2時間前に入浴する
・季節に応じて室温を調整する
▽生活習慣を見直す
・朝食をしっかり取る。夕食は就寝の2時間前までに済ませる
・日中の運動量や身体活動を増やす
・寝る前はリラックスして過ごす
▽嗜好品とのつきあい方を見直す
・眠るための飲酒、夕方のカフェインの摂取は避ける
※生活を見直しても眠れない場合は、かかりつけ医や専門医(精神科・心療内科)に相談しましょう。
※参考(厚生労働省HP)「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
問合せ:健康推進課
【電話】20-4214【FAX】22-1077
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