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町長室から

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新潟県田上町

■田上町長 佐野 恒雄
「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」ということわざがあります。ほかの季節に比べて秋は一気に日が暮れてしまいます。井戸のつるべ(釣瓶)が落ちるように早く沈み暮れてしまう。秋の日暮れが早いことのたとえです。日没の時刻が早まるだけでなく、その後の薄明りの時間も短くなり、日が沈むと間もなく真っ暗になってしまいます。釣瓶(つるべ)とは井戸で水を汲み上げるために使われる道具ですが、現代では映画の時代劇で目にするくらいで、ほとんど見かけることはありません。若い人たちには、落語家の鶴瓶さん(笑福亭鶴瓶さん)のほうが馴染み深いかも知れません。そんな日暮れ時の車の運転、外出時は事故に遭わないように気を付けていただきたいと思います。
さて、今年も「たがみバンブーブー2024」がスタートしました。
9月14日の点灯式を皮切りに10月14日まで毎日開催されます。今年で3回目となりますが、更にバージョンアップして保育園児や小学生たちの参加によるアートを取り入れた素晴らしい出来上がりになっています。先月、9月21日の夜には、田上中学校3年生が自らプロデュースした「たがみバンブーナイト」が開催されました。
町を代表する竹をモチーフにして地域の魅力を発信しようと準備を進めてきたイベントです。竹の葉で作った「竹茶」、タコの代わりにメンマを使った「たけ焼き」、「ラーメン」、「おにぎり」等のグルメやグッズの販売のほか、田上中アイドルグループの一晩限りのステージ、そして交流会館では「記憶」がテーマの体験型アートなど盛りだくさんのイベントで多くの人たちで賑わいを見せていました。
小さな町だからこそできることかもしれませんが、地域が一つになって盛り上がる、まさに「オール田上」を改めて感じることができて嬉しく思いました。関係者の方々に心から感謝を申し上げます。

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