~作物の豊作を願って~ 旧正月のまゆ飾り
昔は農家を中心に多くの行われていたという、旧正月に飾られてきた“まゆ飾り”。ミズキの木にお餅などを丸めて飾りつけ、旧正月(2月)に五穀豊穣、作物の豊作を祈って居間などで飾られていたそうです。
ミズキの木の枝は赤い特長があり、祝木とも呼ばれる縁起の良いもので、番場さんのお宅ではお餅に色を赤く色を付けて、枝に付けるだけでなく、色とりどりのちりめんで作られた飾りも一緒につけて華やかな飾りに仕上げられていました。現在は、旧正月にこのような飾りをされる方は少なくなり、失われつつある文化の様で、今回、番場さんのお宅でも久しぶりに飾り付けをされたとの事で、こんな文化があるという事を知ってもらいたい!とお話されていました。
(投稿者:下吉田 番場アイコさん)
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