町長室から

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■田上町長　佐野　恒雄
風薫る5月、新緑が目に鮮やかな、すがすがしい季節となりました。暖冬で例年早いと予想されていた桜の開花は、3月になって寒さが戻ったために、昨年よりは大分遅れての開花となりました。見頃の期間中は穏やかな天候に恵まれたお陰で皆様存分にお花見が楽しめたのではなかったでしょうか。　
新型コロナも五類に移行し、全国の観光地には多くのインバウンドのお客様が押し寄せ、日本の桜の美しさに感動する姿が毎日のように報道されていました。　
寒さで遅いと言えば、今年は春の味覚たけのこも出足が鈍い感じでしょうか。それでも今年は表年という事で豊作が期待されています。田上の特産たけのこは香りがよく、えぐみも少なく、柔らかさが自慢で、今年も4月20日から29日まで、道の駅でたけのこ祭りが開催され、堀りたてのたけのこを求めて大勢のお客様が開店前から並ばれていました。21日の日曜日には早い人で8時頃から並ばれた方も居られ、開店の9時45分には300人近くの行列ができるほどの盛況でした。　
お一人一袋、二袋の制限付きだったようですが、それでも並ばれた全ての方にお渡しすることができたようで良かったと思います。　
たけのこ堀体験も好評だったようで、子どもたちの嬉しそうな顔が目に浮かぶようです。また、JA中越田上支部女性部のたけのこご飯とたけのこ汁も好評であっという間に完売したようでした。　
出荷業者の皆さんをはじめ、道の駅そして関係者の皆様、本当にご苦労様でした。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。