■田上町長 佐野 恒雄
今年も昨年と負けず劣らずの厳しい猛暑、酷暑の夏でした。
昨年、新潟県では猛暑、干ばつの被害が発生する記録的な異常気象となり、極度な高温障害による米の品質と収量に大きな被害が出ましたが、今年も収穫期を迎えて米の品質に影響が出ていなければと心配されるところです。
さて、今年の夏は実に5年ぶりに第46回田上団九郎まつりが復活開催されました。これまでの役場駐車場から道の駅駐車場に会場を移しての開催となり、大勢の町民の皆さんが田上甚句盆踊り大会にいくつもの輪を作って参加し、さらに、ビアガーデンや、特設ステージではのど自慢、ダンスクラブによるパフォーマンス、小学生の「わたしの夢大声バトル」などで大いに賑わいました。最後には、湯田上温泉の宿泊券等の景品が当たる大抽選会で盛り上がり、フィナーレでは花火が打ち上げられ、夏の一夜を締め括りました。
今回は、約4千人近い人達が祭りを盛り上げてくれました。特に子どもたち、そして若い人達の参加が目立ったように思います。こうして盛大に開催できたのも、多くの町民の皆様、企業、事業所の方々から貴重なご寄付を頂いたお陰で、心から深く御礼を申し上げます。さらに多くの祭り関係者の皆様から様々な面で多大なご協力を頂きましたことに対しても重ねて厚く感謝申し上げます。
地域の伝統、文化を大切にしない自治体は廃れていくと言われています。子どもたちの喜ぶ笑顔を見て、本当に開催してよかったなと感じると共に、来年以降もできる限り続けていきたいと感じたところであります。9月に入っても厳しい残暑が続く予報も出ています。くれぐれも健康に留意してお過ごしください。
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