昨年オープンした最新農業の研修・体験の拠点「スマートアグリ長岡」(栖吉町)に、野菜などの園芸農業向け技術を体験できる温室が完成しました。ICT(情報通信技術)や地域資源のガスを活用し、環境負荷を抑えて高品質な作物を栽培する次世代型の施設です。
新しい農業の魅力を発信し、担い手の確保につなげます。
◆あぐらって長岡に次世代型の温室が完成!
子どもから農家まで、誰でも収穫体験や見学ができます。申し込みは「スマートアグリ長岡」ホームページで。
▽施設見学(5月13日から)
・フィルム農法…農薬の使用量を減らせる、土を使用しない栽培法
・環境制御システム…センサーが温度などを感知し、窓やカーテンを自動開閉
・自動給水装置…肥料と水を自動で混合し、タイマーで効率的に給水
▽収穫体験(6月から)
高糖度フルーツトマトを収穫(有料)
◆農家向け スマートアグリ推進事業補助金[NEW]
対象:農作業の負担軽減や生産性向上に向けたスマートアグリ機器の導入
補助額:対象経費の2分の1以内(上限100万円)
申し込み:5月1日(月)~12日(金)に農水産政策課へ
※郵送のみ。多数の場合は抽選。詳しくは市ホームページで
『農業の可能性が広がる体験施設に期待』
熟練者に頼ってきた農業の現場で、“長年の勘”を補える最新技術は魅力的です。経験の少ない人でもCO2濃度などのデータを基に環境を制御できれば、より生産性を高めることにつながります。多くの人が新しい農業に触れ、農業の魅力が伝わるように期待しています。
-(株)かわかみ農園 平澤大輔さん
問合せ:農水産政策課
【電話】39・2223
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