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≪特集≫寄り添い、切れ目なく支える 長岡の子育て(2)

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新潟県長岡市

◆子どもや保護者が安心できる居場所づくり
子どもたちが自由に遊べたり、保護者が子どもと一緒に気軽に出掛けられたりする場所を整備。多様な交流を生み、孤立や孤独を防ぎます。

『子育てのよりどころとして気軽に利用してほしい』
子育ての駅は保護者にとって「悩んでいるのは自分だけじゃない」「自分だけで頑張ろうと思わなくてもいいんだ」と気付ける場所になっていると感じます。子育てのやり方は、いろいろあって悩むもの。その気持ちを共有し、一緒に子どもの成長を見守る存在でありたいと思っています。「いつでもおいで、また来てね」という気持ちで、みなさんのご利用をお待ちしています。
-子育てコンシェルジュ・佐藤英美(ひでみ)さん

▽子育ての駅
天気を気にせず遊べるだけでなく、保育士や子育てコンシェルジュが常駐し、気軽に子育ての相談ができる施設です。市内13カ所にあり、年間約19万人が利用。季節に合わせたイベントなど、さまざまな催しも行っています。

≪利用者に聞きました!子育ての駅お気に入りポイント≫
室内でも思いっきり走り回れるところがいいですね。家にいると親としか遊べませんが、子育ての駅では娘の友達に会うことも多く、一緒に遊ぶことができるのでよく利用します。
-てくてくに来ていた酒井将司(まさし)さん・乃笑(のえ)ちゃん

保育士の先生たちが優しく、いろいろと話を聞いてくれるので息抜きになります。長岡地域の子育ての駅も利用しますが、与板のアットホームな雰囲気も魅力的ですね。
-よいた・にじの子広場に来ていた西川茉優(まゆ)さん・裕貴(ゆうき)ちゃん

問合せ:子ども・子育て課
【電話】39・2300

▽児童館・放課後児童クラブ
地域の子どもたちが遊んだり、勉強をしたりと、安全・安心に過ごせる放課後の居場所です。

問子ども・子育て課【電話】39・2393

▽子育て支援センター
親子が一緒に遊んだり、保護者同士が交流を深めたりしています。市内に24カ所あり、専門のスタッフによる育児の相談や地域の育児情報の提供などを実施。妊婦やその家族も利用できます。

問合せ:保育課
【電話】39・2219

[Check!!]令和7年度から児童館・児童クラブはもっと便利で使いやすく
運営を民間事業者に委託し、市内全ての児童館・児童クラブのサービスを統一。現在の体制を引き継ぐことを基本としつつ、民間のノウハウを活かし、利便性と質の向上を目指します。

○連絡アプリを導入
子どもの入退館時間をアプリで通知。また、利用予定の登録や変更がスマートフォンからできるようになります。

○延長利用料は1カ月ごとの後払いに
事前購入かつ払い戻しができない延長チケットを廃止。連絡アプリで利用実績を管理し、1カ月分まとめて支払います。

○延長利用ができる地域を拡大
全ての地域で午後7時までの延長利用ができるようになります。

◆取り組みは地域でも-
子ども食堂 Happy KITCHEN はぴ吉
代表 長谷川奈々(なな)さん

開催日時:毎月第3土曜日正午から
会場:かきのみ園体育館(柿町115)
参加費:大人200円、高校生以下100円

『誰もが垣根なく交流できる場に』
会場では、食事の提供だけでなく、子どもたちが遊べるスペースも設けています。子どもたちの元気な姿に、地域の大人たちもエネルギーをもらっていると感じています。
誰でも参加してもらえるよう、あえて名前に「子ども食堂」の言葉を入れていません。いろいろな人たちが、垣根なく交流できるような場所にしたいという思いで活動しています。
ここに来たら年齢に関係なくつながりが生まれ、自分の世界が広がる―そんな空間をみなさんと一緒につくっていきたいです。

無料または低価格で食事を提供する子ども食堂は、地域住民が主体となって運営。住民たちの交流や子どもたちの見守りの場になっています。

○子ども食堂をやってみたい人、取り組みに協力したい人はご相談ください
問合せ:長岡子ども・地域食堂ネットワーク・佐竹さん
【電話】33・6502(蔵王のもりこども園内)

○子ども食堂の活動を応援します
立ち上げや運営の費用を助成します。
問合せ:子ども・子育て課
【電話】39・2300

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