市は、新たな需要を生み出し、地域経済を活性化させる起業創業を支援しています。起業相談のワンストップ窓口「起業支援センターCLIP(クリップ)長岡」の設置から10年が経ち、多くの起業家が誕生しました。長岡で挑戦するみなさんの声を紹介します。
両親の故郷である長岡にIターンして、昨年11月に起業しました。ヘルパーやフィットネスインストラクターの経験を活かし、誰でも無理なくできる体操を考案・提供しています。長岡は、大好きな食や花火だけでなく、CLIPの強力なサポートがあることが魅力。事業の立ち上げやホームページ作成でお世話になりました。起業後のフォローもあり、安心感を持ちながら活動できます。
-合同会社be moved代表・近藤 智子さん
眼鏡に関するお客さまの悩みにとことん向き合うために、量販店勤務を経て独立。眼鏡店の経営を始めて8年が経ちました。
長岡市は、独立の時をはじめ、感染症禍には補助金を創設するなど柔軟に支援してくれました。
これからも、お客さまの生活の質や仕事の効率が眼鏡でより良くなるよう、最新の知識や技術を追求していきます。
-プラ・オプ合同会社代表・長谷川 毅さん
▽10年間で支援した起業家307人!相談数3,023件起業相談は「CLIP長岡」で!
起業経験があるアドバイザーが、事業内容の検討から資金調達まで、さまざまな相談に対応します。長岡は産学官金の結び付きが強い地域。専門家のアドバイスや資金支援が受けやすく、起業に向く環境だと思います。
起業を考えている人は、まず相談に来てください。それぞれに合った事業化までの道のりをご提案します。
-起業支援センターCLIP長岡 起業・経営アドバイザー・栗原 里奈さん
◆事業の始め方をゼロから学ぶ!起業スクール
日時:12月10日(火)・17日(火)・26日(木)、1月11日(土)・14日(火)午後6時~8時(11日は午前10時~午後5時。計5回)
場所:ミライエ長岡
定員:20人〔抽選〕
料金:2,000円
申込み:起業支援センターCLIP長岡ホームページで
◆[TOPICS]産学連携で起業・研究を応援!ながおか新産業創造センター(NBIC)が今年で設立20年
起業して間もない企業・団体を受け入れ、事業の発展に向けた大学研究者とのマッチングや、経営の専門家によるアドバイスなどを行う施設です。これまでに36の企業・団体が入居しました。
電気自動車や太陽光電池などを制御する「パワー半導体」に関連する事業開発をしています。
11月からNBICにサテライトラボを設置し、東京にある本部との2拠点体制となりました。優れた研究を行う長岡技術科学大学が近接し、同じ分野の企業が集まるNBICに可能性を感じています。この場所で事業を大きく育てていきたいです。
-11月からNBICに入居 (株)AZNICS(アズニクス)執行役員 山梨 裕介さん
問合せ:産業イノベーション課
【電話】39・2402
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