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自治体の皆さまへ

7.13水害から20年 大雨に備え、命を守る(2)

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新潟県長岡市

◆水害に強いまちへ
市は関連機関や団体と連携し、市民の命を守るまちづくりや、もしものときに備える取り組みを進めています。

≪ハード対策≫新施設を整備し、防災力を強化
▽6/9一部開所 災害車両の基地や水防活動の拠点に『河川防災ステーション』
信濃川河川事務所と市が連携し、信濃・左近町地区の2カ所に「長岡地区河川防災ステーション」の整備を進めています。洪水時などに応急対応するための車両や資材を配備。6月9日には、被災箇所の把握や情報収集などを行う水防センター(信濃2)が開所します。

問合せ:河川港湾課
【電話】39・2233

▽8月中旬稼働開始 安定した内水排除が可能に『寿町排水ポンプ場』
市内最大の排水能力を持ち、25mプールの水を40秒で排出できるポンプ場が寿3丁目に完成します。豪雨時は栖吉川の水位上昇でたまった下水道管の雨水を信濃川に排出し、寿・蔵王地区の浸水被害を軽減します。

問合せ:下水道課
【電話】39・2235

≪ソフト対策≫大切な家族を守る備え
▽令和7年度までに順次作成『個別避難計画』
災害時に一人での避難が難しい人の個別避難計画の作成を進めています。対象者には6月以降に案内を順次送付します。
対象:次のいずれかに該当する信濃川浸水想定区域に住む人
(1)介護保険の認定が要介護3~5
(2)身体障害者手帳(1・2級)、療育手帳Aまたは精神障害者保健福祉手帳を所持

問合せ:福祉総務課
【電話】39・2217

▽日ごろの備えがペットを守る
突然の災害でパニックになり、いつもと違う行動を取る可能性があります。ケージに慣れさせるなど基本的なしつけや、ペット用避難用品の備蓄をし、避難先での生活に備えましょう。

問合せ:環境業務課
【電話】24・2837

▽「いつもと違う」は土砂災害の可能性も
(1)長雨や大雨のとき
(2)川の水、井戸水、湧き水の量が変化したり濁りだしたりしたとき
(3)土地に亀裂が生じたとき
は、土砂災害の危険が迫っています。いつでも避難できるように準備してください。

問合せ:
河川港湾課
県長岡地域振興局治水課【電話】38・2629

▽救急搬送の時間を短縮!ぜひ登録を『フェニックスネット』
かかりつけ医や緊急連絡先、アレルギーなどの情報をあらかじめ登録。緊急時に救急隊員が確認し、素早い処置につなげます。
申込み:アオーレ長岡福祉窓口、長寿はつらつ課(さいわいプラザ内)、各支所地域振興・市民生活課(栃尾支所は市民生活課)などにある申込書で

問合せ:
長寿はつらつ課【電話】39・2268
消防本部警防課【電話】35・2169

▽水害時に消毒薬を配布します
感染症防止のため、被害を受けた住宅に町内会を通じて消毒薬を配布します。
消毒薬:逆性石鹸液(600ミリリットル)
用途:床や家具など屋内用

問合せ:保健医療課
【電話】39・2383

◆地域を守る活動を後押し
防災資機材の購入やアドバイザーの派遣など、自主防災会が行う防災活動を支援しています。家族や地域を守るため、制度を利用し地域の防災力を強化しませんか。

○マップ作りで高まる防災力
アドバイザー派遣事業を利用し、令和5年12月に地区独自の防災マップを作りました。まち歩きで集めた情報をもとに、マップに書き込む内容を繰り返し議論。過去の浸水箇所などを知ることができ、多くの気付きを得ました。今後も家族や近所で話し合いを続けて、町内全体の防災力を高めていきたいです。
-千手コミュニティ推進委員会・地域まちづくり推進部長の広川俊行さん

○防災のスキルを家庭や地域で役立てよう「中越市民防災安全大学」受講生を募集
NPO法人日本防災士機構が認定する「防災士」の受験資格を取得できます。自主防災会の代表として受講すると費用が実質無料になる支援制度や一時保育もあります。
日時:8月24日(土)・25日(日)・31日(土)、9月1日(日)・7(土)・8日(日)午前9時~午後5時(計6回)
場所:消防本部など
講師:防災専門家など
対象:高校生以上
定員:60人〔先着〕
料金:10,000円(学生5,000円)
申込み:7月1日(月)~31日(水)に中越防災安全推進機構【電話】39・5525へ

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問合せ:危機管理防災本部
【電話】39・2262

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