市内で4人の尊い命が犠牲になった平成16年の7・13水害。集中豪雨により堤防の決壊や土砂崩れが発生し、中之島地域を中心に家屋の浸水や農地の冠水など、甚大な被害を受けました。
水害の記憶や教訓を風化させないため、中之島地域では住民が主体となって追悼式や防災講話などの継承活動を実施。地域一体で防災意識の向上に取り組んできました。
水害から20年の節目を迎える今年は、水害を経験していない地域の小・中学生も追悼行事に参加。犠牲者への追悼と全国から寄せられた支援への感謝の想い、被災を経て深まった地域の絆を次世代へつないでいきます。
◆水害の記憶・教訓を次世代へ 防災メモリアル・20周年事業
日時:7月13日(土)午前10時~午後8時
会場:’04(ラブフォー)中之島記念公園
犠牲者への追悼と水害の教訓を伝える行事を中之島ラブフォー隊が主催して行います。
内容・時間:
・献花台の設置、パネル展示…午前10時~午後8時
・防災教室…午後2時~6時
・水害アーカイブ映像の放映、飲食販売…午後2時~8時
・ドローンの操作体験(ドローンサッカー)…午後4時~6時
・キャンドルナイト、盆ダンス…午後6時~8時
※荒天時は献花台のみ中之島文化センターに設置
▽追悼セレモニー
堤防の決壊時刻に合わせて黙とうを行います。水害の体験を聞き、教訓を学んだ地域の小・中学生や水害当時、旧中之島保育所から救助された人が、災害支援活動に携わった人へ感謝の想いを伝えます。
時間:午後0時48分~1時18分
※荒天時は中之島文化センターで実施
当日ともす713個のキャンドルは、亡くなった方への追悼や災害が起こらないでほしいという願いを込めて、生徒みんなで作ります。水害を経験した人もしていない人も、水害の記憶や復興への歩みを振り返り、未来につないでいく想いを一つにしませんか。ぜひ多くの方に見に来ていただきたいです。
問合せ:中之島支所地域振興・市民生活課
【電話】61・2010
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