市内では栃尾地域および山古志地域の一部に生息するニホンザル。農作物を食い荒らし、地域住民に大きな損失を与えています。昨年度のサルによる農作物の被害額は約130万円に上りました。
そこで今年度、市はサル対策を拡充。被害を防ぐため、住民の取り組みをサポートします。
◆サルの居場所を特定 早めの対策が可能に
サルが生息する地域の住民を対象に、出没場所や行動経路を確認できるウェブサイトを公開。追い払いの準備や農作物の収穫時期の検討など、早期に効果のある対策に取り組めるよう、後押しします。
◆電気柵の管理を 専門の点検員が助言
電気柵の効果的な使用を促進するため、専門の点検員を新たに配置。市の補助制度を利用して整備された電気柵を巡回し、適切な設置・管理をアドバイスします。効果を十分に発揮させ、田畑へのサルの侵入防止につなげます。
問合せ:鳥獣被害対策課
【電話】39・2348
●夏もクマに注意
中山間地域を中心に目撃情報が多数寄せられています。クマは春から秋にかけて行動が活発になります。被害に遭わないよう、ごみを外に放置しないなど、一人ひとりができる対策をしましょう。
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