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自治体の皆さまへ

健康講座(223)

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新潟県関川村

■糖尿病は恐ろしい病気?
坂町病院 1外来主任看護師
日本糖尿病療養指導士 山﨑久江

糖尿病は糖尿病と診断された人とその予備軍を合わせ、日本には、2000万人を超え、40歳以上で8人に1人と言われています。70歳以上では、4割以上が糖代謝異常と言われています。おおざっぱに言えば2人に1人ぐらいで、とても身近に感じられる病気まさに国民病と言われています。
皆さんは糖尿病にどんなイメージを持っていますか?「食事制限をしないといけない」「一生インスリン注射を打たなければならない」「人工透析が必要になるかも」など様々なイメージを持っていると思います。また自覚症状がない事を理由に、治療せず放置されている方も少なくありません。そのため知らない間に様々な合併症が進んでしまい、気がついた時にはかなりひどい状態になっているということもあります。
糖尿病の合併症としては細小血管症や大血管症があります。細小血管症は神経障害、網膜症、腎臓障害があり、大血管症は心筋梗塞や脳梗塞、下肢動脈疾患があります。そのほか糖尿病では肝臓がんやすい臓がん大腸がんの発症が、糖尿病に罹患していない人と比較して多いです。糖尿病はさまざまな血管症を併発する場合があるため、定期的に検査を行う必要があります。しかし血糖値、血圧、コレステロール、中性脂肪をコントロールして合併症を防ぎ、合併症が出てもあまり進行していかないようにすれば、糖尿病に罹患してない方と同じ健康な生活を送ることが出来ます。つまり合併症がひどい状態にならなければ、糖尿病は怖い病気ではありません。逆に糖尿病に無関心で放置していると、糖尿病は怖い病気に変わってしまいます。
当院では糖尿病が怖い病気になる前に医師・看護師・管理栄養士が協力して患者さんの診療を行っております。その中で私は日本糖尿病療法士(CDEJ)として活動しています。日本糖尿病療法士(CDEJ)とは、糖尿病治療における生活指導の良きパートナーです。具体的に何をしているかと言いますと「検査値の説明」「インスリン注射の手技習得が出来るように指導」「生活習慣の改善」などで患者さんが困っていることや不安に思っていることに焦点をあて、一緒に解決策を考える仕事です。糖尿病と長く付き合っていけるように、一人一人に合わせた対応を心がけています。対話を丁寧に進め一緒に悩み喜びを分かち合い、心の支えになる事を目指し取り組んでいます。
療養生活でお困りの方は一度ご相談下さい。その人らしい豊かな生活が送れるように、お手伝いさせていただきたいと考えています。当院に来られた際には内科外来までお声をかけていただけたら幸いです。

*このコーナーへのお問い合わせは、県立坂町病院へ。

問合せ:
【電話】62-3111

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