関川村包括支援センター通信(100)

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■第9期高齢者福祉計画・介護保険事業計画に向けて
令和4年12月に関川村の人口は5千人を割りました(住民基本台帳)。人口が一番多かったのは、合併前の昭和22年の12,278人(国勢調査)です。そのときの40%に減少しました。高齢化率は、43・4%となり、少子化や社会減の影響によって、人口全体に占める高齢者の割合は必然的に高くなっています。
令和4年夏に75歳以上の一人暮らしの方(要介護認定者を除く)にアンケート調査を行いました。地域の民生委員が訪問し、聞き取り調査を行ったもので、104名の生の声を聴くことができました。調査の主な目的は、見守りに関する内容でしたが、『楽しみや生きがいはありますか』という質問もさせていただいたところ、回答で一番多かったのは「畑や花育て」と「人との交流」でした。たくさんの回答のなかには、「大いに生きる」「これから生きていこうと強く思う」といった「生きること」への意欲の声もありました。生きがいや楽しみの大切さを実感するとともに、生きがいや楽しみが実現できる関川村であることが重要と感じています。
そして、関川村の約半数が高齢者という状況において、これからどのように暮らしを成り立たせていくのかを、高齢者だけでなくみんなで考えていくときが来ています。
令和5年度は、第9期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定年度です。令和4年度に協力していただいた各種調査を基礎資料とし、災害を乗り越え、一人ひとりがいきいきと暮らせる関川村を目指して計画策定に取り組みたいと思います。

問合せ：地域包括支援センター(役場庁舎内1階)
【電話】64-1473