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自治体の皆さまへ

謹賀新年

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新潟県関川村

■2024年(令和6年)辰年 年頭の御挨拶
◇関川村発足70周年を迎えて
関川村長
加藤 弘

新年あけましておめでとうございます。村民の皆様におかれましては、つつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、ロシアのウクライナ軍事侵攻に加え、中東でも紛争が勃発し、無残に破壊された街並みや犠牲者の悲惨な状況をテレビ越しで見つめながら、平和の大切さ、有難さを改めて実感した年でした。
村では、一昨年8月豪雨で被災した公共施設等の復旧中ですが、米坂線については、JR東日本から具体的な復旧の方針が示されていません。引き続き、県や沿線自治体と連携を図りながら、早期復旧に向けた取り組みを進めます。
猛威を振るった新型コロナウイルスは、昨年5月に5類感染症となり、昨年はウィズコロナのもと、アップダウン関川マラソン大会や大したもん蛇まつりが盛大に行われました。
大したもん蛇まつりでは、大蛇の担ぎ手として関川中学校の生徒やIVUSAの大学生など、若い皆さんも参加いただき、4年ぶりということもあって、久々に村に熱気と賑わいが戻ったように感じました。
そのメイン会場でもある道の駅では、大したもん蛇まつりに合わせて大型遊具をオープンさせ、土日には、お子様連れの家族で、新たに整備した駐車場も込み合うほどの賑わいでした。
こうした中、関川村自然環境管理公社では、道の駅での食の提供の一環として、ちぐら館で地元そばを提供することとし、現在その準備を進めています。
一方で、村内の人口減少は進み、保育園児も減少していることから、大島保育園を下関保育園に統合し、「関川なないろ保育園」として4月からスタートすることにいたしました。単に統合するだけでなく、これを機に、保育の充実に力を入れていきたいと思っています。
今年は、関川村発足70周年に当たる年です。これからの子どもたちのために10年先20年先を見据えて、希望の持てる関川村を築いていきたいと思っています。
結びに、本年が皆様にとって良き年となりますように、皆様のご多幸を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

◇明るく希望の持てる村に
関川村議会議長
小澤 仁

新年明けましておめでとうございます。
輝かしい新春を村民の皆さまとともに迎えることを大変うれしく思います。
昨年は、一昨年の8月に村を襲った豪雨災害の復旧、復興の速度を上げて取り組んだ一年でした。そんな中、夏場には過去に例をみない酷暑の影響を受け、農家の皆さまをはじめ、大勢の村民の方々が大変な思いをされました。
ロシアとウクライナの紛争に始まった物価高騰もまだまだ落ち着くところが見えない状況であると実感しています。
そうした厳しい環境を乗り越え、心の豊さと日々の暮らしに喜びを実感できる村づくりを進めていくため、村民の皆さまと協働しながら、自治力をさらに高めなければならないと考えています。
我々、関川村議会は、昨年7月に改選を迎え、8月1日より新たな議会としてスタートしました。3名の新しい議員が加わり、私も議長を拝命し、その重責に身の引き締まる緊張感を持った4か月を過ごしてまいりました。
変化を恐れず常に改善する議会を目指す所存です。
現在は、国も地方自治体も、長引く景気の低迷や少子高齢化社会の到来などさまざまな課題に直面し今まさに、地域づくりそのものが大きく変化してきています。
村でも幾つもの課題に取り組んでいます。議会としても色々な形でアイデアを出し、政策の立案が出来る議会運営を目指すことで、単に行政の追認機関だけではない、二元代表制のあり方を模索する議会を目指したいと考えています。
さらには、時代の潮流を的確にとらえ、新たな視点で村の歴史に学び、先人たちが幾多の苦難の中から築き上げた地域の力を発揮できるようにしなければなりません。皆さまには議会への、これまで以上の、ご理解、ご支援、ご協力を心からお願い申し上げる次第であります。
結びに、今年が明るく希望の持てる年となりますとともに、皆さまのご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。

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