■30年前に夢見た集落のすがた タイムカプセルのメッセージを開封
30年前、一つのタイムカプセルが埋められました。それが今、掘り出され、中に入っていたメッセージが開封されました。
平成5年10月、新潟県の取り組みとして「農村整備20周年記念式典」が開催されました。そのときに「30年後の集落を夢見てみませんか!」として、30年後の集落に宛てた「未来へのメッセージ」を募り、旧湯之谷村の「道の駅ゆのたに」の敷地内に埋め封印し、30年後に返却することにしていました。
30年が経過した今年6月、このタイムカプセルが掘り出され、関川村にメッセージが返却されました。
当時、メッセージを寄せたのは村内では15集落。9月24日、農村文化交流センターの〜むで加藤村長がメッセージの入った箱を開封し、それぞれの集落の区長さんに伝達。メッセージの入った封筒を、区長さんが開封しました。
封筒の中に入っていたのは、当時の集落内の写真や様子を記した手紙、そのときの内閣の閣僚名簿が載った新聞などさまざま。なかには、当時も区長を務めていて現在も区長を務めている集落や、今の区長が30年前に書いたメッセージが入っていた集落、集落内で発行していた広報紙が入っていたところも…。なかには、紙のメッセージはなくて8ミリビデオのテープだけという集落もありました。
メッセージを寄せた集落は、次のとおり。
・下関
・上関
・辰田新
・勝蔵
・南赤谷
・内須川
・大島
・聞出
・沼
・湯沢
・上野原
・上野新
・蕨野
・上新保
・朴坂
■復興応援ビール 販売収益金を寄付 新潟ビール醸造(株)さんから
新潟ビール醸造株式会社(代表取締役・浅野重幸さん。胎内高原ビール園)では、令和4年の村上・関川水害復興応援として、期間限定ラベルのビールを昨年8月から販売されています。
今年7月末までの販売実績に基づき村上市と関川村にそれぞれ38,445円ずつ寄付していただくことに…。8月26日に浅野さんが村を訪れ寄付していただきました。
ちなみに、この期間の売上本数は2,563本で、1本あたり30円が寄付金に充てられました。村上市や関川村の酒販店、道の駅の売店、新潟市内の飲食店やビール園の直売所などで販売され、たくさんの方の協力があったということです。
ありがとうございました。
■新成人を祝う会を開催 コミュニティかわきた
コミュニティかわきた(会長・平田二男さん)では、8月24日に地区内で18歳の成人を迎える人を祝う「成人を祝う会」を開催。
当日は、コミュニティ主催の「川北ふれあい自然の家」の清掃日。新成人5人のうち2人が出席し、集まった地域の人や掃除に来てくれたIVUSAの学生の前で決意表明を行いました。
新成人を対象にした特別イベントも後日開催する予定です。
■ふるさと大使に 成岡茂さん、山口コンボイさん
村の魅力を全国に発信し、村のイメージアップと活性化を図る手助けをしていただく…関川村ふるさと大使に、新たに成岡茂さん(高瀬出身)とケビンスの山口コンボイさん(本名・山口昌孝、上土沢出身)が委嘱されました。
成岡さんは千葉県流山市にお住まいで、一級建築士。NPO法人建設技術管理センター代表理事などを務めていらっしゃいます。伝統木造の知恵を活かした木造建築の普及に尽力されていて、地域に根差した建築を目指しています。今後は、ふるさと関川村の古民家保存に取り組んでいきたいとしています。委嘱は令和6年1月1日付け。8月23日に委嘱状交付。
山口コンボイさんは吉本興業株式会社所属。令和5年度に八千代コースターをはじめとした番組で関川村の魅力を広くアピールしていただきました。観光協会ともつながりを持って、観光ポスターや村のPR活動に活躍が期待されます。8月25日の大蛇パレード終了後に、特設ステージで加藤村長から委嘱状が手渡されました。
また、これまでに3人の方にふるさと大使をお願いしています。その3人は…。
※「その3人」について詳しくは、本紙またはPDF版を参照してください。
■北陸マスターズで2冠 船山勝雄さん
9月1日に富山県五福公園五福陸上競技場で開催された第41回北陸マスターズ陸上競技選手権大会で船山勝雄さん(勝蔵)が400mと800mの2種目で優勝しました。
おめでとうございます。
成績は次のとおりです。
・400m クラスM85(85歳以上)
第1位 記録1分47秒72
・800m クラスM85(85歳以上)
第1位 記録4分03秒25
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