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関川村発足70周年記念 第34回 えちごせきかわ 大したもん蛇まつり

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新潟県関川村

勇壮に、みんなの心に感動を残して…

8月23日の安全祈願祭で幕を開けた今年の“まつり”。
24日に開催された花火大会では、大スターマインなどに続き、最後は尺玉(10号)の56連発も!腹の底まで響く花火の音、美しい“華”に3,000人の観客が酔いしれました。
25日は大蛇パレード。垂水の里から役場前、道の駅芝生広場のゴールまでの4・8kmを、中学生から●●歳まで、みんなで力を合わせて練り歩きました。
道の駅に設けられた特設ステージでは、キッズダンス「ハピネス」、チカコホンマさんがMCを務めたお笑いステージ…。ケビンス、Every Body、スクールゾーンの皆さんのステージに大きな笑いと歓声が‼
龍泉太鼓の演奏や福まきも行われ、今年の“まつり”を終えました。
なお、当日の観客は10,000人でした。

■えちごせきかわ大したもん蛇まつり
サントリー地域文化賞 受賞決定
NIPPON防災資産 優良認定

◆サントリー地域文化賞
公益財団法人サントリー文化財団(理事長 鳥井信吾氏)が地域文化の発展に貢献した団体・個人を顕彰する第46回「サントリー地域文化賞」に「えちごせきかわ大したもん蛇まつり」が選ばれました。(令和6年8月28日発表)
この賞は、地域の新聞社やNHKからの推薦を受けた団体等の中から書面審査・現地調査等を経て、6人の選考委員による慎重な選考によって受賞が決ります。原則として毎年5件を顕彰していて、今年度も5団体に贈呈することが決定しました。また、受賞者には正賞として楯、副賞として300万円が贈られます。
なお、贈呈式は10月16日(水)に大阪市内で行われる予定です。

◇受賞理由
村内の全集落が協力して制作する82.8メートルの大蛇みこしがパレードするユニークなまつりを開催。過去の水害の教訓を継承しつつ村民の一体感を高め、村外との交流も生まれていることが高く評価された。

◇選考委員のお一人、夏井いつき氏(俳人)による選評
「えちごせきかわ大したもん蛇まつり」は、「せきかわふるさと塾」が母体となって、新しく創成したまつり。水害に纏わる大蛇伝説が村に伝わっている点に目をつけ、村人総出で藁の大蛇を作るというアイデアを捻りだした。村内54地区が分担したパーツを組み合わせ、長さ82.8メートルの大蛇を担いで練り歩くさまは痛快だ。
人口減少に伴う担ぎ手不足も、「国際ボランティア学生協会」との連携によって新しい交流を生み出した。老若男女が集ってワイワイ楽しむ。そんな本賞の精神を、まさに体現したまつりである。

◆NIPPON防災資産
内閣府、国土交通省では、地域で発生した災害の状況を分かりやすく伝える施設や災害の教訓を伝承する活動などを、「NIPPON防災資産」として内閣府特命担当大臣(防災)、国土交通大臣が認定する制度を令和6年5月に新たに創設しました。
第1回となる今年度は22件が認定され、そのうちの優良認定11件に「えちごせきかわ大したもん蛇まつり」が選ばれました。(令和6年9月5日、東京都内で認定式。)
優良認定のポイントは、次のとおりです。
・村の大蛇伝説と交えた水害を伝承するまつりという形で、50年以上前の災害に関する活動が現在も継続されている。
・まつりのシンボルとなる大蛇の長さが、羽越水害の発生日にちなみ、82.8mと設定され、村の中学生全員が参加し、事前学習を通じて、まつりの開催意義を学ぶ機会を提供している。
・まつりの開催を通じて、過去の水害と今後の備えの意識が地域に深く浸透している。

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