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令和5年度決算報告(2)

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新潟県関川村

■歳入
皆さんから納めていただいた村税は、村民税と固定資産税が減ったため前年度より1118万円の減収となりました。
歳入の39.6%を占める地方交付税は、村税などで賄いきれない村の財源を補うために国から交付されるものです。令和5年度は前年度より1億494万円減額しましたが、これは前年度は水害による多額の特別交付税が措置されていたためです。
国・県支出金は災害復旧関係の補助金の増額によって、前年度より7億1547万円増となりました。
繰入金は、ふるさと応援基金や森林環境基金の取崩しによる繰り入れが2790万円ありましたが、前年度に引き続き、財政調整基金(財源不足を賄うための貯金)の取崩しはありませんでした。
村債(借金)の借入は前年度より3456万円の増額となりました。
令和5年度の主な村債の借入は、災害復旧事業の借入2億6070万円、道の駅周辺整備事業1億1060万円、ゆうあい更新事業3550万円、保育園改修事業4540万円、消雪パイプ整備事業4840万円などです。

◇歳入(一般会計)
73億5,546万円

■歳出
歳出では、「豊かで住みよい活気ある村づくり」を推進するために、さまざまな事業に取り組みました。主な事業について紹介します。(本紙6〜7ページ)

◇歳出(一般会計)
69億3,769万円

※グラフ割合は小数点第2位を四捨五入しています。

◇村民一人当たりに使われたお金

■借金の状況
村債(借金)の残高は、一般会計50億3660万円、特別会計と公営企業会計は33億2689万円、合わせて83億6349万円あり、前年度と比べて1億6259万円減少しました。これは、公営企業会計において、元金の返済が進んでいるためです。なお、一般会計は災害復旧事業に対する借入が多額だったため、残高が8799万円増加しました。
村では、将来の財政負担を考慮し、交付税算入率の高い過疎債(算入率70%)や辺地債(算入率80%)などを活用した借入を行っています。
借金(村債):83億6,349万円
村民1人あたり1,750,417円
※元利償還金の約60%の額は、地方交付税に上乗せされます。

■積立金の状況
積立金の残高は前年度から2億1350万円増加し、22億7345万円となりました。
安定した財政運営の継続のため、むらづくり総合対策基金に4820万円、環境衛生基金に5007万円、ふるさと応援基金に4508万円を積み立てたほか、災害で増加した借金の返済に備えるため村債管理基金に8800万円積み立てました。
そのほか、ふるさと応援基金から2570万円(ふるさと納税の返礼品の事務経費、小学校で使う回転移動式黒板、中学校で使用する楽器購入など)の取崩しを行いました。
積立金(基金):22億7,345万円
村民1人あたり475,816円
※村民1人あたりの金額は、令和6年3月31日現在の住民基本台帳人口4,778人で算出したものです。

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