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財政シミュレーション(2)

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新潟県関川村

◇公債費(借金返済)の推移※支払利息含む

※一般会計
災害復旧事業の財源として借り入れた村債(借金)の返済が本格的に始まり、令和9年度にピークを迎えます。その後、脱炭素推進事業で借入を見込んでいる地方債の返済が始まることから、高い値で推移し続けます。

※特別会計及び公営企業会計
下水道建設分の借金返済が進んでおり、新たに大規模な借入を行わない限り、償還額は年々減少します。

◇村債の残高の推移

※一般会計
令和6年度に災害復旧事業、令和6年度から8年度にかけて脱炭素推進事業の財源として、大規模な借入をすると仮定して推計しています。毎年の借金返済額を超える借入を行わなければ、村債の残高は減少します。

※特別会計及び公営企業会計
下水道建設分の借金返済が進んでおり、村債の残高は年々減少します。しかし、今後施設の老朽化に伴う設備更新などによって借入が増えると、残高は増加します。

■今後の見通しについて
令和5年度は、国からの特別交付税が想定よりも多く交付されたことから、財政調整基金の取崩しはありませんでした。しかし今後も、村の借金である村債の返済や全国的な物価高騰、施設の老朽化などの影響により、歳出額は増加していくと予測されます。更に、人口減少などにより村税や地方交付税などの歳入額は減少していく見込みであり、収支の悪化から将来的には基金を取り崩す必要も出てきます。収支を好転させるためには、廃止や縮小を含めた事業の見直しと、交付税に頼らない自主財源の確保など、長期的な取組みが必要となります。
なお、当村における歳入の39.6%が国から交付される地方交付税であり、さらに国県支出金等を含めた依存財源は79.1%となっています。村税などの自主財源が乏しいため、国の予算、地方財政対策の動向等によって財政の見通しは大きく変動する可能性があります。今後も持続可能な財政運営のため、引き続き、事業の「選択と集中」を行うとともに、財政シミュレーションの見直しを行い、健全な財政運営に努めます。

■財政状況の出前講座
村の財政状況やシミュレーションなどについて詳しく聞いてみませんか?
担当職員が直接出向いて説明します。
おおむね5名以上のグループでお申し込みください。

問い合わせ先:総務課人事財政班
【電話】64-1476

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