■関川村防災訓練
10月20日、関川村全域を対象として今年度の防災訓練が実施されました。
昨年度までは隔年開催でしたが、今年度からは毎年の開催になりました。
住民避難訓練では、広報無線による避難指示を受け、村が開設した指定避難所や集落が開設した集落センターなどの避難場所32か所に966人が避難。また、避難所に避難した人以外の住民の所在確認を行った多くの集落では、1160人の所在を電話等で確認しました。
メイン会場となった安角ふれあい自然の家では、救急救命講習やゴーグルをつけてのAR浸水体験、模型を使った土砂災害の実演なども行われました。
また、村民会館アリーナで自主防災シンポジウムを開催。前小岩内区長の松本佐一さんが「令和4年8月豪雨災害で避難を呼び掛けた区長としての私の行動」について講演。土石流の恐ろしさ、地域の防災組織の取り組み、地域で助け合う「共助」についてお話していただきました。
来年度に向けて、避難訓練では防災リュックを携行しての避難の呼びかけや、避難した住民の把握と合わせ、避難しなかった人の安否・所在確認の習慣化などを図っていきたいとしています。
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