■3月は自殺対策強化月間
「関川村ひとりひとりのいのちはたからもの」
人とつながることは、命をつなぐ力になります
皆さんは、「つらいから、ちょっと話を聞いてもらいたいけれど、勇気がない」「これくらいは、一人で我慢しなければ…」と思ってしまうことはありませんか?「孤独だなあ」「さみしいなあ」などと感じたことはありませんか?こんな時は、もしかすると一人では解決できない状態になっているかもしれません。遠慮せずに誰かに相談してみましょう。
◆自ら発信できず、孤独感で「生きているのがつらい」と感じてしまう人もいます
◇家族がいてもひとりぼっち…
・忙しそうだから、迷惑をかけられないなぁ
・今日話をしてないなぁ
・自分が自由に使えるお金がないなぁ
・この病気のつらさは、理解してもらえそうにないから我慢しよう
・家にいても、家族と会わない日があるなぁ
→家庭内で孤立状態かも
◇ちょっとした一言で心は温まります
◎あいさつをしましょう
「おはよう」「おやすみ」「行ってきます」「行ってらっしゃい」など
◎声をかけましょう
「してほしいことがあったら、言ってね」「体の具合はどう?」など
◎「いつもと違う」と感じたら、話を聞いてみましょう
◇悩んでいる人は、我慢をしていませんか?また、あなたの大切な人は、悩みを抱えていませんか?
生きていく中で、誰もが様々な場面で悩んだりストレスを感じたりしています。そんな時に大事なのは、我慢をし過ぎないことです。相談することで解決の糸口が見つかるかもしれません。解決が難しくても、一緒に考えてくれる人がいることでストレスを減らして、気持ちを和らげることができます。少し勇気を出して、誰かに気持ちを話してみませんか。
そして、もしあなたの大切な人が一人で悩んでいるのに気づいたら、声をかけ手を差し伸べてあげてください。一緒に過ごす時間があることで、その人の命をつなぐ力になると思います。
◆[相談機関の紹介]「新潟県下越地域いのちとこころの支援センター」をご存じですか?
この機関は、下越地域を対象とした新潟県の自殺予防のための専門機関で、専門相談員が対応しています。「生きているのがつらい」「孤独感が強くて心がつぶれそう」「家族から死にたいと言われた」「支援をしている方の命が心配」など、本人・家族・同僚や支援者の相談に応じています。
中には「身近な人にはちょっと相談できない。」と言う方の相談も少なくありません。そのような方も安心してつながることができます。誰かとつながり、気持ちを聞いてもらうことは、ご自身の心や命のために必要なことで、とても大切なことでもあります。
・新潟県下越いのちとこころの支援センター(新発田地域振興局内)
【電話】(0254)28-8880
・その他の相談機関のご紹介
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