与語(よご)昭宏(あきひろ)さん(深沢)
今回は、JA北新潟のお米コンテスト「N-1」の「岩船産コシヒカリの部」で最優秀賞に輝いた与語昭宏さんに話を伺いました。
(1)率直な感想を。
今回の米は100%自分の思ったとおりにできた米じゃないんです。8割程度の出来。そんなところで賞をもらったことは、もっといい米をつくろうという思いにもなります。
(2)米の栽培で心掛けていることは?
粗植栽培(田植えのときに、苗と苗の間隔を広くとる栽培方法)に取り組んでいます。
この栽培方法だと全体の収量は上がりませんが、苗と苗の間隔を広くすることで、茎の一本一本が元気になって、倒伏もしないし、栄養をたっぷりとれて、株も大きくなります。それが美味しい米につながると思っていて、10年ぐらい前から取り組んでいます。
また、10a当たりの苗の量は、普通だと苗箱20枚程度なのに比べ、11枚から12枚で、同じ量の苗を育てても、それだけ多くの田んぼでの作付けもできます。苗づくりの効率化にも繋がります。
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