The Barrier-Free Mindset
■誰もが認めあい、支えあう社会を目指して
12月の「人権週間」「障害者週間」に合わせ、都や区市町村では、さまざまな啓発活動を実施します。全ての人が安全、安心、快適に暮らすことができる社会の実現には、あらゆるバリア(壁)を取り除く「バリアフリー」を推進していく必要があります。この機会に、身の回りにあるバリアを考えてみませんか?
●まちにあるバリアを考える
まちで見かける光景も、実は誰かのバリアになっているかもしれません。
◇車椅子用の駐車区画への駐車
車椅子使用者は車から乗り降りするために広いスペースが必要なため、空けておきましょう。
◇日本語表記しかないメニュー
外国人には多言語の表記やイラストなどを使った分かりやすい情報提供が必要です。
◇点字ブロックの上に置かれた障害物
視覚障害のある方が歩くのに支障があります。物を置いたりしないでください。
◇店舗入口にある段差
車椅子使用者は段差を乗り越えることや、開き戸の利用が難しい場合があります。スロープを置いたり、自動ドアや引き戸にすることが必要です。
◇スロープのない階段
ベビーカーや手押し車を押している人は、階段だけの通路を通るのが困難です。スロープやエレベーターの設置が望まれます。
まちにはさまざまな人がいると気付くことがバリア解消の第一歩です。
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