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自治体の皆さまへ

さまざまな人が暮らす「東京」バリアフリーを考える(5)

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東京都 クリエイティブ・コモンズ

■身に着けた方を見かけたら、思いやりのある行動を「ヘルプマーク」を知ろう
「ヘルプマーク」とは義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで援助を得やすくなるように作成されたマークです。ヘルプマークを身に着けた方を見かけた際は、困っているようであれば声をかけるなどの思いやりのある行動をお願いします。

・電車・バスの中で、席をお譲りください。
・駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
・災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。

●「ヘルプマーク」の配布について
▽配布場所 お一人様一つまで
都営地下鉄各駅(一部の駅を除く)駅務室、都営バス各営業所、荒川電車営業所、日暮里・舎人ライナー(日暮里駅、西日暮里駅)駅務室、東京都心身障害者福祉センター、都立病院 等

※一部の区市町村では独自に作成・配布しています。お住まいの自治体のホームページ等でご確認ください。

●「ヘルプカード」とは
障害のある方が、災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に自己の障害への理解や支援をお願いするためのものです。
緊急連絡先や必要な支援内容を記載できるようになっており、「ヘルプマーク」と併用することで支援を求める際に、お互いにより理解を深めることができます。

(表面:東京都標準様式)
(裏面:参考様式)
下記に連絡してください。
私の名前
(ア)
連絡先の電話
連絡先名(会社・機関等の場合)
呼んでほしい人の名前

(イ)
連絡先の電話
連絡先名(会社・機関等の場合)
呼んでほしい人の名前

■障害者に関係するマーク
障害者に関係するシンボルマークにはさまざまな意味があります。ここではその一例を紹介します。

●盲人のための国際シンボルマーク
視覚障害者の安全やバリアフリーが考慮された建物、設備等に付けられています。このマークを見かけたら視覚障害者の利用への配慮をお願いします。

●身体障害者標識(身体障害者マーク)
肢体不自由であることを理由に、免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマークです。

●聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)
聴覚障害であることを理由に、免許に条件を付されている方が運転する車に表示するマークです。

●ほじょ犬マーク
身体障害者補助犬法の啓発マークです。公共の施設や交通機関、レストランなどの民間施設では、身体障害者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)を受け入れる義務があります。

●ハート・プラスマーク
「身体内部に障害がある人」
を表しています。電車などの優先席や、障害者用駐車スペースの利用を希望していることがあるため、配慮をお願いします。

●オストメイト用設備/オストメイト
人工肛門・人工膀胱を造設している方(オストメイト)のための設備(オストメイト対応のトイレ)があることおよびオストメイトであることを表しています。

●耳マーク
聞こえが不自由なことを表すと同時に、聞こえない人・聞こえにくい人への配慮を表すマークです。このマークを提示されたら、ゆっくり話す、筆談で対応するなどの配慮をお願いします。

●手話マーク
聴覚に障害のある方が、手話言語でのコミュニケーションの配慮を求めるときに提示するマークです。また、公共の施設や交通機関などで、手話言語での対応が可能であることを示しています。

●筆談マーク
聴覚や音声言語機能等に障害のある方が、筆談でのコミュニケーションの配慮を求めるときに提示するマークです。また、公共の施設や交通機関などで、筆談での対応が可能であることを示しています。

資料:内閣府「障害者に関係するマークの一例」

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