【気候危機へ立ち向かい、脱炭素化を加速 2,228億円】
■水素エネルギーの普及拡大の方向性
2030年カーボンハーフ、その先のゼロエミッション東京の実現に向け、東京が水素の普及拡大をさらに図り、国際社会をリードしていくため、水素を「つくる」「はこぶ」「つかう」の3つの観点から、施策を展開
つくる(製造) はこぶ(輸送) つかう(活用)
〈拡充〉グリーン水素※の製造・利活用事業
臨海部の都有地においてグリーン水素を製造するための施設の整備を実施
※再生可能エネルギー由来の電力を利用して、水を電気分解し生成される水素
つくる
〈新規〉東京における水素実装課題解決技術開発促進事業
都と都内中小企業等が水素利活用に不可欠な運搬 ・貯蔵に係る技術開発等を共同で実施
はこぶ
〈新規〉燃料電池トラック実装支援事業
大型車も含めた燃料電池トラックの車両購入費および燃料費差を補助
つかう
〈新規〉ペロブスカイト太陽電池社会実装推進事業
「薄く軽くフレキシブル」といった特徴を有し、建物の壁面など設置場所の拡大が期待できるペロブスカイト太陽電池の早期実用化に向け、開発事業者を後押しし、社会実装を加速化
〈新規〉企業のScope3※1対応に向けた航空貨物輸送でのSAF※2活用促進事業
廃食用油等を原料としたSAFを使用した航空貨物輸送を利用する事業者に対し、SAF使用に伴う輸送料の上乗せ分を支援
※1 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(Scope1)や他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出(Scope2)以外の間接排出
※2 Sustainable Aviation Fuel : 持続可能な航空燃料
〈拡充〉家庭のゼロエミッション行動推進事業
省エネ家電の買い替えを行う都民への支援を実施(店舗での値引き方式へ変更するほか、長期使用家電の買い替えや高効率な新規家電購入への支援を追加)
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