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自治体の皆さまへ

都市×自然 見つけよう多摩の魅力(2)

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東京都 クリエイティブ・コモンズ

■「自然」「住まい」「食べ物」に注目し、移住された方に各地域の魅力を語っていただきました。

◇自然 地域の宝を守り、伝えていきたい
・高水 健さん あきる野市
※高水健さんの「高」は正しくは「はしごだか」です。

――あきる野市の魅力はどこですか?
豊かな自然と秋川沿いの美しい渓谷、そして都心部へのアクセスが良いことです。僕はここが地元でもあるので、子供の頃から渓谷や川で遊んでいました。それが原体験となっているところもあり、この里山景観の揃った自然エリアが好きなんです。大人になって都心でサラリーマンをしてみましたが都会の空気が合わず、あきる野市に戻り起業しました。現在、「自然人村」という渓流沿いのキャンプ場や、「ドーモキッチン キャンバス」という地産食材にこだわったレストランなど複数の事業を展開しています。

――事業内容も自然に関するものが多いですね。
自然は癒やしや安らぎなど、他の手段では得られない良い影響を与えてくれます。そもそも自然は人間のルーツであると思っていて、作物や水、生活必需品の材料、あらゆるものが自然の中から生まれており、僕たちの生活とは切っても切り離せない。そんな自然の価値や大切さを発信していきたいと思い、仕事に取り組んでいます。高齢化が進んでいる現実があり経営的な課題はありますが、先人たちが大切にしてきたあじさいの名所「南沢あじさい山」などをしっかり引き継いでいきたいですね。自分たちの活動が地域と密接に繋がっていることを実感する時が一番嬉しいです。

――実際に自然を体験できる場所を提供されていますが、訪れた人にどう過ごしてもらいたいですか?
僕の施設に限らずですが、あきる野市に来た方にはぜいたくな時間を味わっていただきたいなと思っています。神秘的な景色や地元の食材を使ったご飯、都心では味わえない体験を通し、日々の疲れを癒やすだけでなく価値観を広げてクリエイティブな感覚を持ち帰っていただけたら嬉しいです。距離的にも気楽に足を延ばせる場所だと思うので、リフレッシュしたい時はお気軽に。ちなみに秋川渓谷は鮎の名産地。苔を食べて育った鮎特有の香りや味が最高なので、あきる野市に来た際にはぜひ味わってください。

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