
◆7年度予算案の主な事業(2)
●誰もが個性を活かし、自分らしく活躍できる共生社会 1,875億円
〈新規〉「女性活躍の輪(WA)」の戦略的展開
企業の経営層と女性経営者、女性首長等、多様な主体が一つにつながる「女性活躍の輪~Women in Action~」(WA)の下、女性活躍関連イベントを一体的に実施
〈新規〉女性管理職比率・男女間賃金格差改善促進事業
男女間賃金格差の是正に向け、女性活躍の基盤づくりに計画的・戦略的に取り組む中小企業に対して奨励金を支給(最大100万円)
〈新規〉「手取り時間」創出・エンゲージメント※向上推進事業
従業員のエンゲージメント向上やライフステージに応じた支援のほか、柔軟で質の高い働き方により、従業員の「手取り時間」を増加させるための取り組み等を行う企業を強力に支援(最大230万円の奨励金を支給)
※働く方が、仕事へのやりがい・働きがいを感じる中で、組織や仕事に主体的に貢献する意欲や姿勢を示す概念
〈新規〉テレワークトータルサポート事業
テレワークの導入・定着・促進を図るため、専門家の活用や機器等の導入を支援するほか、テレワーク未導入企業が育児・介護期従業員を対象に規定を整備した場合などに金額を加算する等、企業の多様なニーズにきめ細かに対応
〈新規〉ABWオフィス促進事業
仕事の内容や目的に合わせ、社内外問わずふさわしい場所や時間を選んで、生産性の高い仕事が可能となる働き方、「ABW(Activity Based Working)」の導入に向けたオフィス整備の経費を支援
〈新規〉カスタマーハラスメント防止対策推進事業
普及啓発の実施や相談窓口等の運営、企業向け奨励金(40万円)の支給等により、都内企業等におけるカスタマーハラスメント防止対策を推進
〈拡充〉シルバーパスの交付(利用者負担軽減)
高齢者の社会参加を後押しするため、抜本的な制度の見直しまでの軽減措置として、住民税課税者の年間負担額を7年10月より現行の20,510円から12,000円に引き下げ
〈拡充〉民生・児童委員の活動等
地域における見守り体制を維持するため、民生・児童委員に係る活動費(月額)を引き上げ(一般・主任児童委員の場合:8,800円→10,000円)
〈拡充〉地域を支える「訪問介護」応援事業
訪問介護事業者に対し、未経験者の雇用経費を支援することに加え、訪問介護業務の普及啓発を行い、介護人材の安定的な確保を図るとともに、経営の厳しい中小規模の訪問介護事業者に対し、新たに採用経費や電動アシスト自転車購入に係る経費を支援
〈新規〉ホームドア整備加速緊急対策事業
緊急対策として7年度から10年度にかけて集中的に都の補助制度を拡充し、鉄道事業者に対する直接補助(補助率1/3)を導入することで、ホームドアの整備を加速
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