中央区長 山本泰人(やまもとたいと)
中央区コミュニティバス「江戸バス」は、区内交通不便エリアの解消と公共施設へのアクセス性向上を図るため、平成21年12月に運行を開始し、これまで約650万人の方々にご乗車いただきました。本区の歴史・文化の見どころをご案内する役割も果たしており、まち歩きにも活用が広がっています。晴海地区のまちびらきや新たな公共施設の開設による交通需要に対応するため、現在、運行ルートの見直しを進めています。
先日も区役所前から利用したとき、「ただいまから発車いたしまーす」というアナウンスとともに出発したこのバスが、区民の皆さんの身近な移動手段として親しまれていることをあらためて実感いたしました。
ポストコロナを見据えた外出機会の確保などを目的として、6月20日より、高齢の方や障害のある方、妊産婦等の方を対象に、江戸バスの運賃を無償化いたしました。健康づくり、生きがいづくり、通院、健診、親子での外出など日常生活の中でぜひ気軽にご活用いただき、今後も多くの区民の皆さんに愛される公共交通となるよう取り組んでまいります。
江戸バスや発車オーライ蝉しぐれ 泰人
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