区は大規模事業者の責務として、区独自のEMS(環境マネジメントシステム)を導入し、事務事業に係る環境負荷の低減に取り組んでいます。令和5年度の詳しい取り組み結果は【HP】をご覧ください。
■環境監査の結果報告
EMSが適切かつ継続して運用されているか、その状況を確認するために、令和5年10月30日から12月15日まで、40カ所の所属・施設を対象に課長級職員による内部環境監査を実施しました。監査結果は、「優良事項」が24件、「要改善」が2件、「不適合」はありませんでした。「要改善」の内容は、研修の未実施、PC未使用時の電源オフなどの未徹底であり、監査後速やかな改善を促しています。
今後の対応として、優良事項の水平展開を図るとともに、研修や環境監査を通じ、職員の環境に対する意識向上に努めていきます。
■温室効果ガス排出抑制の取り組み結果
区の事務事業を対象とした、「中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画(第5次)」では、令和3年度から令和7年度までの5カ年で、温室効果ガス総排出量を基準年度(平成25(2013)年度)と比較して28%削減、温室効果ガス排出原単位(区施設の床面積1平方メートルから排出される温室効果ガス排出量)を基準年度(令和元(2019)年度)と比較して5%削減を目標としていました。
区の事務事業に伴う令和5年度の温室効果ガス総排出量は20,531t-CO2(基準年度比31.7%減)、温室効果ガス排出原単位は54.9kg-CO2/平方メートル(基準年度比2.8%増)となりました。
令和6年3月に改定した「中央区役所温室効果ガス排出抑制実行計画(第6次)」では更なる削減を目指し、令和12(2030)年度において、温室効果ガス排出量を基準年度(平成25(2013)年度)比55%削減することを目標としています。引き続き、小まめなエコオフィス活動や適切な設備運用、再エネの導入、計画的な省エネルギー型の施設整備など、環境に配慮した取り組みを推進していきます。
問合せ:環境課環境企画係
【電話】3546-5408
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