結核は過去の病気ではありません。令和5年の新たな発病者は1万人を上回り、およそ1,000人が亡くなっています。また、都内では全国に比べ、患者の中で若い世代が占める割合が高くなっています。
結核は、患者のせきやくしゃみと一緒に結核菌が空気中に飛び散り、それを吸い込むことによって感染します。もし結核にかかっても、薬を飲むことで治療ができます。せきが2週間以上続くときは、早めに医療機関を受診しましょう。早期発見は本人の重症化を防ぐだけではなく、大切な家族や職場などへの感染拡大を防ぐためにも重要です。65歳以上の方は、法律により、1年に1度は健康診断を受診するように規定されています。必ず健康診断(胸部エックス線検査)を受けましょう。
問合せ:中央区保健所健康推進課感染症対策係
【電話】3541-5988
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