■「子育て先進区」の実現に向けて、大切にしていること
区長 酒井直人
中野を子どもにやさしいまちへ。「子育て先進区」の実現に向けて、区内の子育て家庭を対象としたタウンミーティング「子育てカフェ」を毎年開催しています。
今年は7月に2回開催し、お子さんも含め33人の方にご参加いただきました。日頃よりみなさんが抱えるお困りごとや満たされていないニーズについて、本音で語り合う場です。児童館の利用·設備に関することや保育園·児童館での一時預かりに関する要望、病児·病後児保育利用施設の少なさ、子育て支援ハンドブック「おひるね」に載せてほしい情報など、たくさんの意見や要望を伺うことができました。
私は、みなさんとの対話を通じて、現場の課題とニーズを的確に把握することができ、それらを体系的に整理し、優先順位をつけて取り組んでいくというプロセスが得られるものと実感しています。
更に、こうした場は、中野区が今後取り組もうとしていることや尽力しているが実現できていないことをみなさんに伝える場となり、「何とかしたい」という思いを共有することができる機会だと思っています。
子どもにやさしいまちをつくることは、「誰にとっても住みやすいまち」をつくることにもつながります。今後も、子育て・子育ち政策を始めとして、物価高騰への対策も含め、実効性のある取り組みを進めていきます。
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