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人・想(おも)い・未来

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東京都中野区

■“いつか”は“明日”かも 今から災害に備える
区長 酒井直人

先日行われた区議会において補正予算が可決されましたが、今年1月に起きた能登半島地震では、避難所生活における課題が浮き彫りとなりました。区民のみなさんには、震災発生後、最低でも3日分の家庭内備蓄を呼び掛けていますが、その負担を軽減することを目的として、食糧及び生活用品などの災害対策用備蓄物資を拡充いたします。
具体的には、これまで1日分としていた区の食糧備蓄を2日分へ拡充する他、避難所生活で不足しがちな栄養補給を容易にするため、野菜ジュースやリゾット(雑炊に似たイタリアの米料理)を、在宅避難3日分に相当する携帯トイレを、乳児の保護と保護者の負担を軽減するため、乳児用段ボールベッドなど、さまざまな備蓄物資を導入・拡充していきます。
また、令和6年2月20日号区報において、災害発生時に自宅の備えを進めるための備蓄品チェックリストを載せてありますので、ご家庭でぜひ活用してみてください。
新年度が始まり、5月7日の新庁舎開庁まで残すところ1か月余りとなりました。今月19日と20日に実施する新庁舎区民見学会は、おかげさまでたくさんのご応募をいただきました。区民のみなさんからの関心の高さに、身が引き締まる思いです。新庁舎開庁直後も区民サービスが決して滞ることのないよう、しっかりと準備を進めていきます。

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