■子どもにやさしいまち なかの
区長 酒井直人
中野区役所が新庁舎へ移転してから約1か月が経ちましたが、みなさん利用されましたか。新庁舎1階はアートや情報の発信拠点、さまざまな交流の場として「ふらっと来たくなるみんなの居場所」を目指しています。
その中のイベントスペース「ナカノバ」は、大型モニターが配された開放的で広い空間です。身近に文化・芸術を感じられるイベントを定期的に開催していますので、これまで区役所に行く用事がなかった方もぜひお越しください。
また、先月24日、中野セントラルパークイースト1階に「絵本ラウンジLOOP(ループ)なかの」がオープンしました。赤ちゃん向けから世界各国、さらには中野区出身の作家の絵本など約5,000冊が配架されており、絵本を通じて子どもと大人が集い、新しい世界や知識に出会える場所となっています。立地も中野四季の森公園や区役所に隣接していますので、こちらもぜひお気軽にお立ち寄りください。
今号では、区の子ども相談室を特集しましたが、今年も「子どもの権利」をもっと広めるための子ども向けワークショップを開催します。実際に子どもが意見を表明し、参加する場をつくる。そして、大人が子どもたちの声を聞き、気持ちを受け止め、それを反映させていくことは、子どもの権利を保障するうえで非常に大切なことです。
今後も、まち全体で子どもの成長を支え、子どもの権利を保障する、子どもにやさしいまちづくりを進めていきます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>