令和4年度公営企業会計決算のあらまし(2)

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3.病院事業会計
町立八丈病院は、東京の島々の中で唯一の自治体病院であり、離島における医療確保のため、内科・外科・小児科・産婦人科のほか12の臨時診療(専門外来)を実施し、伊豆諸島における中核的病院としての役割を果たしています。
本年度はデジタルX線透視撮影システム等を更新し、医療サービスの充実を図りました。本年度の総収益が1,407,767千円(前年比54,427千円減)、総費用は1,454,590千円(前年比47,894千円増)で、当年度純損失が46,823千円となりました。
一般会計繰入金368,843千円のうち、資本勘定に91,173千円、損益勘定に277,670千円(一般会計負担金37,378千円、一般会計補助金240,292千円)を繰入れました。

資本的収入額が資本的支出額に不足する額73,424千円は、過年度分損益勘定留保資金73,424千円で補てんした。

4.浄化槽設置管理事業会計
生活排水の適切な処理のため、合併処理浄化槽の普及・設置を進めました。本年度の浄化槽設置数は23基および寄附2基、年度末時点では全体で365基の浄化槽を管理運営しています。
本年度の総収益が47,893千円(前年比2,710千円増)、総費用は50,234千円(前年比1,937千円増)で、当年度純損失が2,341千円となりました。
一般会計繰入金31,273千円のうち、資本勘定に5,818千円、損益勘定に25,455千円を繰入れました。

資本的収入額が資本的支出額に不足する額2,387千円は、当年度分消費税資本的収支調整額1,414千円、引継現金973千円で補てんした。