第39回小笠原親善訪問 訪問団長八丈町長山下奉也

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39回目の小笠原親善訪問の団長として、6月22日から27日までの6日間、83名の参加者と行ってきました。
新型コロナウイルス感染症の影響のため、4年ぶりの親善訪問となりましたが、楽しみにされていた町民の方も多かったように思います。
往路の船上では、「青龍丸戦没追悼式」を行いました。第二次世界大戦中、潜水艦の攻撃を受けた輸送船「青龍丸」に乗船し、犠牲となった八丈島民57名のご冥福をお祈りするものです。
父島二見港の入港時は、渋谷村長をはじめ多くの住民の皆様にお出迎えをいただきました。
24日は55周年父島返還祭、25日には母島の返還祭に参加し、小笠原の伝統芸能に触れるとともに、町からも八丈太鼓を披露し、島民同士の交流もいっそう深まったものと思います。
さて、今回の訪問でも、島内視察、海上視察に参加しました。新型コロナウイルス感染症により観光業への影響は大きかったと思いますが、以前訪れた時と同じ活気に満ちた風景でした。
小笠原諸島では、世界自然遺産の登録以降、外来動植物を持ち込ませない取り組みなど、財産である自然の保護が徹底され、島民にも浸透しています。
今回の視察で新たな発見もあり、小笠原諸島の様々な取り組みを、町の振興の参考としたいと思います。
今後も、小笠原村との友好都市交流事業を継続し、相互の親善、交流を図ってまいりますので、来年の親善訪問も多くの皆様のご参加をお願いいたします。
終わりに、滞在期間中にお世話になりました渋谷村長をはじめ、住民の皆様に感謝申し上げます。
また来年もお会いしましょう。