認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。
■「早期発見が大切」
認知症は、原因となる病気によって治療方法が異なり、現れる症状によって対応が異なります。中には、早期に原因となる病気を治療することで、改善する認知症があります。また、症状が似ているため認知症と間違えやすい病気があります。
▽認知症と間違えやすい「うつ病」と「せん妄」
「うつ病」高齢期の場合、退職や近親者との死別による喪失体験などによって、身体症状の訴えや一時的な記憶力の低下がみられることがある。
「せん妄」病気や薬の影響、環境の変化になどによって意識障害が起こり、頭が混乱した状態。一時的に幻覚や妄想が現れることがある。
早期に受診することで、症状に応じた治療ができ、症状の軽減が期待できます。認知症とひとくくりに考えず、まずは医療機関で相談しましょう。
高齢福祉係(地域包括支援センター)では電話や訪問による「もの忘れ・認知症相談」を行っています。もの忘れや認知症のこと以外でも、介護のことで聞いて欲しいなどお気軽にご相談ください。
問い合わせ:福祉健康課高齢福祉係(地域包括支援センター)
【電話】9-5670
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