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自治体の皆さまへ

令和六年年頭所感 八丈町議会議長山本忠志

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東京都八丈町

新年明けましておめでとうございます。
令和6年の年頭にあたり、八丈町議会を代表して、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
また、日頃から町議会への深いご理解と、議会の活動に対する温かいご支援・ご協力を頂いておりますことに、八丈町議会議員一同、心より感謝申し上げます。
昨年9月に町長選挙が行われ、山下奉也町長が4期目の町政運営を担うことになりました。今回は、過去二回の無投票とは異なり、若い世代の候補者と女性候補者の新人二名が加わっての選挙となり、新しい風のなかでの八丈町が予感されましたが、その実現は次回以降に持ち越されることになりました。
さて、八丈町の昨年1年間を振り返ってみて最も嬉しかったのは、コロナ禍の終息であります。その陰には、町の医療スタッフを始め、各分野から派遣された若手メンバーの尽力があり、その活躍に感謝しているところです。
もう一つの嬉しい出来事は、コロナ禍のため開催できずにいた第二回「住民と町議会の懇談会」を開催することが出来たことです。参加された皆さまから頂いた貴重なご意見や要望を、議員一同、重く受け止めて、よりよいまちづくりに生かしてまいります。
更に、「八丈島スマートモビリティーサービス実証事業」や「東京宝島サステナブルアイランド創造事業」など、未来性の高い取組みが現在進行中であり、町の形がどう変わっていくのか、近未来の楽しみが増えました。
しかしながら、課題が無いわけではありません。
八丈町の諸物価高騰と人手不足はなかなか改善されず、加えて、昨年10月には伊豆・小笠原諸島に津波警報が発令され、八丈島でも係留中の船の転覆や流出という被害がありました。更に、八丈島の姉妹都市であるハワイ州のマウイ島では山火事により100名を超える方が犠牲になりました。今後は、気候変動による自然災害への対策が急務になってくると思います。
我々議員は、議案審議だけでなくこれら種々の課題を踏まえ、常に住民の願いや思いを意識して、その期待に応えるよう全力を尽くしてまいります。
結びに、八丈町の更なる躍進を祈念するとともに、皆さまの益々のご健勝とご多幸を祈り、新年のご挨拶とさせていただきます。

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