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自治体の皆さまへ

認知症とともに、自分らしく暮らし続けるために 認知症コラムNo.7

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東京都八丈町

認知症は誰にでも発症する可能性のある病気です。認知症について正しく理解し、地域ぐるみであたたかく見守り、認知症の方やその家族を支えましょう。

■日光浴の知られざる効果!日光浴で認知症予防!
数ある栄養成分のなかで唯一、ビタミンDは食べものだけからではなく、皮膚が日光に含まれる紫外線に当たることで体内に作られます。
寒くなると外に出るのが億劫に感じて、外出の頻度が少なくなっていませんか?日光浴は、心と身体の健康、そして脳(認知機能)に良い効果があると言われています。

▽骨粗しょう症予防
日光に含まれる紫外線を浴びることで、体内にビタミンDが生成されます。ビタミンDは骨の健康を守る必要な栄養素です。

▽認知症予防
ビタミンDが不足すると脳内で伝達される情報量が減って、記憶力の低下や認知機能を低下させるといわれています。

▽血行促進と免疫力向上
日光浴によって血管が拡張し、血行が良くなります。日光浴や運動によって体温が1度上昇すると、通常時と比べて免疫力が最大5~6倍になるといわれています。

▽リラックス効果
日光を浴びることによりセロトニンという脳内伝達物質が増えるといわれています。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれ、リラックス効果やストレスを軽減し、精神を安定させる働きがあります。

■日光浴のポイント
▽日光浴の最適時間
午前中に日光浴を行うとセロトニンを増やしやすいほか、体内時計も整います。特に朝早い時間に行うとセロトニン量が増え高い効果が期待できます。午後は紫外線量が増えるので注意しましょう。

▽頻度
日光浴は週3回、1日15分~30分程度を目安に行いましょう。
日差しが強い時は、熱中症にならないように気を付けながら日陰での日光浴をおすすめします。

▽手のひら日光浴もおすすめ
手のひらを日光に当てるだけでも効果があります。
手のひらを上に向けて、夏場なら15分、冬場は30分程度「手のひら日光浴」を行ってみましょう。

高齢福祉係(地域包括支援センター)では電話や訪問による「もの忘れ・認知症相談」を行っています。もの忘れや認知症のこと以外でも、介護のことで聞いて欲しいなどお気軽にご相談ください。

問い合わせ:福祉健康課高齢福祉係(地域包括支援センター)
【電話】9-5670

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